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チラシの裏~勇者弐位のゲーム日記

 ゲーム大好きな大阪のオバチャンのほぼゲームのことしか書いてない日記。10年やってたブログがプログラム書き換えられて海外の怪しいサイトに飛ばされるようになったんで、2017年4月に引っ越ししてきました。10年分の過去記事が36MBもあるし、データが壊れてるのか一部送れないものもあり、まだまだインポートの途中(;^_^   過去記事分は引っ越しで持ってきたものなので、表示が一部おかしいかもm(__)m  

Vol.1 仮面幻想殺人事件:7月5日 [三日目] その1



 今日の探偵・癸生川凌介事件譚 Vol.1 仮面幻想殺人事件はどうかな?


 2002年7月5日(金)
 癸生川探偵事務所


 伊綱「おはようございます。早速ですが、これまでの捜査をまとめておきましょう」
 癸生川「やあ、調子はどうだい!」
 伊綱「先生、ドコ行ってたんですか、今まで」
 癸生川「まあ、ともかくこれまでのことを聞かせてくれたまえ」
 伊綱「時系列にまとめてみます」


 まとめ
 6月23日(日)
 ・ヴィオレ(村崎)が『スノーマンに会いに行く』と言い残して失踪
 6月24日(月)
 ・村崎、会社を無断欠勤
 ・萌奈宛にメールが来る
 6月25日(火)
 ・再び萌奈にメール『スノーマンに会った、思い残すことはない』
 6月26日(水)
 ・村崎、自宅で死体となって発見。死因は紅茶の砂糖に盛られた青酸。
 7月2日(火)
 ・笠見由紀乃が自宅でゲームプレイ中にショック死
 7月3日(水)
 ・砂永氏が癸生川探偵事務所に捜査を依頼
 ・村崎氏の部屋に以前は無かったコートがあり、中には携帯とカギ
 ⇒その携帯とカギには笠見の指紋
 ⇒携帯の電話帳には「もえな」と「みに」
 ・村崎氏は画期的は新技術を開発中だった
 7月4日(木)
 ・唐島萌奈、村崎の自室にて青酸中毒により死亡
 ・唐島萌奈はゲンマ社の小早志と関係があった
 ⇒萌奈は、小早志がソースコードを盗むために村崎が送ったスパイ?
 ・村崎氏も、萌奈以外に懇意にしている女性がいた
 ⇒それが「みに」?
 ・「みに」は笠見由紀乃のキャラクタの名前であった
 ・みには雪ダルマのぬいぐるみを着ていたらしい
 ・村崎が『スノーマンに会いに行く』というのは雪ダルマのみに(笠見由紀乃?)に会いに行くという意味だったのではないか?


 伊綱「ざっとこんなものになります」
 癸生川「伊綱君、僕のコートはどこに行ったっけ?」
 伊綱「邪魔だったからクロゼットにしまってありますけど、どうして?」
 癸生川「コートは寒い時に着るものだよ!そしてスノーマンのいるアイスバーグという国は、とても寒い地方なのだ!
 それじゃあ、僕も行ってくるよ!」
 伊綱「ちょっと、先生!」


 話す
 伊綱「あ、誰か来たみたいです。
 は~い!
 どうぞ、こちらへ。紅茶をどうぞ」
 望美「失礼します。あたし、飛鳥望美(あすかのぞみ)といいます」
 伊綱「私は探偵助手の白鷺州伊綱といいます」
 生王「生王正生です」


 話す
 望美「実は、行方不明の友人を探しているんです。知り合いに相談したら、ここに行けばいいんじゃないか、と紹介されたので・・・」
 伊綱「どなたですか?」
 望美「ゲンマっていうゲームの会社の逢井っていう人で・・・あの、実はあたしの彼氏なんですけど」
 伊綱「ああ、確かに昨日お会いしましたよ」
 望美「彼から、こちらでタクリマクスの事件を調べていると聞いたもので・・・」
 伊綱「え、その行方不明の友人もタクリマクスに関係が?」
 望美「はい」


 話す
 望美「その友達、狭川美弐(さがわみに)ってコなんですが・・・」
 伊綱「みに!」
 望美「何か?」
 伊綱「あ、いえ、続けてください」
 望美「ネットで知り合った友達なんですけど、その子とってもゲームが好きで、しかも頭も良くて、学生の頃から自分でゲームのプログラムを作ってたりしたそうです」
 伊綱「女性でプログラムって珍しいですね」
 望美「しかもとても優秀みたいなんです。コンクールで賞を取ったり、特許も持ってたりしてて。
 でも仕事にしようとは思っていないらしく、あくまでも趣味らしいです。仕事は普通のOLみたいで」
 伊綱「なるほど」


 話す
 伊綱「さっきから、曖昧な言葉が多いですね」
 望美「あの・・・実は実際には会ったことが無くて・・・メールや電話でのやり取りが主だったものですから」
 伊綱「なるほどメル友ってやつですね」
 望美「そういう感じに近かったです。
 実は彼女、アルジェがすごく好きで、ホームページ作ってサークル活動とかしてたりしてて・・・あたしもそこのサイトで知り合ったんです」
 伊綱「アルジェ好きなんですか!」
 望美「はい!!あたしゲームはあまりやらないけど、アルジェだけは別なんですよ!」
 伊綱「ですよね!特に・・・」
 生王「話を進めようよ」
 伊綱「あ、はい・・・」


 話す
 望美「で、彼女、最近タクリマクスというネットゲームに夢中で。
 あたしも彼が作ったゲームだから一緒にやったりしてたんですけど、ある日・・・確か先々週の日曜日だったんで23日でしょうか。突然、『スノーマンが盗まれた』って言って、それっきりオンラインに姿を見せなくなって・・・」
 伊綱「盗まれた?」
 望美「それ以来メールも返事がないし、携帯も繋がらないし・・・
 そしたら最近ワイドショーとかで、タクリマクスが呪われているとか言ったりしてるじゃないですか。もうあの子に何かあったんじゃないかと心配で心配で・・・」
 伊綱「自宅の住所はご存じないんですか?」
 望美「はい」
 伊綱「あ!望美さん、狭川美弐っていうのは彼女の本名ですか?」
 望美「そうだと思ってましたが・・・普段ハンドルネームに使っていたのが、『みに』だったんで、疑ってもいませんでした」


 話す
 伊綱「生王さん、狭川美弐という名前が本名かどうか確認するには、どうすればいいと思いますか?」
 生王「あれを確認すればいいんじゃないかな」→タクリマクス
 生王「望美さん、美弐さんのタクリマクスでのキャラクタ名は何でしたか?」
 伊綱「なるほど!」
 望美「ええと・・・そのまま『みに』でした」
 伊綱「間違いなさそうですね。すぐに品方市まで行きましょう!
 生王さん、警察署に行って尾場警部か音成さんに・・・」
 生王「カギか!」
 伊綱「はい」
 望美「どういうことなんですか」
 伊綱「彼女の名乗っていた狭川美弐という名前は、おそらく架空のハンドルネームでしょう」
 望美「え!」
 伊綱「言いにくいんですけど、美弐さんはもうこの世にいないと思います」


 伊綱「品方市です。由紀乃さんのマンションはこの辺りみたいですね」
 音成「カギを持ってきましたよ。これがどこのカギかわかったんですか?」
 伊綱「私の考えが正しければ、笠見由紀乃さんの部屋のカギでしょうね」
 望美「あの、笠見由紀乃さんて確かタクマクをやって死んだ人ですよね。まさか、その人が・・・」
 伊綱「そうです。美弐さんの仮面の下の素顔ではないかと」
 音成「そうそう、昨日の唐島萌奈と小早志の件ですけど・・・」
 伊綱「何かわかりました?」
 音成「小早志を問い詰めましたが、のらりくらりとかわされて、証拠になりそうな物は出てきませんでしたね」 にほんブログ村 ゲームブログ 今日やったゲームへ
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勇者弐位
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女性
職業:
大阪のオバチャン
趣味:
ゲーム
自己紹介:
 ゲーム大好きな大阪のオバチャンです。
 やりたいゲームは発売日に買ってるが、プレイする時間がまったく足りてないでの、クリアするのはいつになるのやら・・・

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