今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
4週目開始!
1人目は新堂誠を選択→シナリオ:戦いのゴングがなって→新堂エンディング№19~24を見る
2人目は荒井昭二を選択→シナリオ:戦下の友情→荒井エンディング№08~10を見る
3人目は風間望を選択→シナリオ:かぐわしきにおひ→
風間エンディング№01:かぐわしきにおひを見る
4人目は福沢玲子を選択!
福沢玲子は1年G組の生徒。
「突然だけど、坂上君って宗教はなんなの?」
- 親と一緒
- あまり人に言いたくない→シナリオ:彼と彼女の秘密
- 無神論者
- 違う話を聞きたい
「私と一緒だ。私、神様信じてないもん。そりゃあ、神頼みくらいはするけど。
私のお父さんの話なんだけどぅ、実話だよ実話。
私のお父さんはね、N証券っていう大きな証券会社に勤めているんだよね、そこの部長さん。
すごいでしょ、えへへ。
でね、ある日自分の部下が大真面目な顔でやってきて、一緒に行ってほしいところがあるって言うんだってさ。
お父さん、親身になって聞いてあげたんだってさ。
彼ったら何にも言わないんだって。ただ一緒に行って欲しいところがあるってそればっかり言うんだってさ。
それでね、次の日曜日、お父さんは彼のために一日あげたの。
そしてらさぁ、どこに連れて行かれたと思う?
公園だよ。公園でね、何人も集まって落ちているゴミを拾うの。ボランティアだよ。
それでさ、それが終わったあと、ボランティアの人たちが全員で輪になって、自分たちがいかに幸せかを語り合うんだって。
それさ、何とかっていう変な宗教だってさ。
ゴミを拾ったり、駅を掃除したり、そうすることによって人徳を高めていくんだって。
お父さん、帰ってきたら怒ってたよ。
ボランティアのときに、猫の絵を描いてあるエプロンをつけさせられてね。
それが、その宗教のシンボル・マークだって言うからしょうがないけどさ。通りすがりのカップルとかが馬鹿にして、笑っていくんだって。
それに子供がわざわざお父さんの前にゴミを捨てたりしてね。それでお父さんが怒ったら、その子のお母さんに誘拐魔扱いされちゃってさ。
それでボランティア活動が終わったら、みんなで毎週来るように誘われちゃって、お父さん、真剣に怒ってたよ。
なんでもその部下の人がね、会社では無口で暗いのに、その時はもうニコニコしちゃってすんごく明るかったんだって。
お父さん、怒った後悩んでいたもん。
どうして会社では暗いんだって。
もちろん、お父さんのボランティアは1日で終わったんだけれどさ。
そのあと部下の人はだんだん会社を休みがちになってさ。
1か月くらいしたら全然来なくなっちゃって、ある日いきなり会社辞めちゃったんだって。
そのあとね、会社の同僚がどっかのターミナル駅の前にある広場で、その人を見かけたんだってさ。
なんでも道行く人の幸せを祈ったり、みんなで歌を合唱したりしてたんだって。とっても幸せそうな顔してたらしいよ。
でもさ、会社に残された人には迷惑だよね。
お父さん、真剣に悩んでたもん。最近の若いもんはわからんって。
坂上君も気を付けたほうがいいよ。まわりにさ、宗教に凝っている人とかいない?」
- 実は、いる
- そんな人はいない
「えー!それは大変だよね。その悩みって、実際体験した人じゃないとわからないもんね。
それじゃあさあ、これから私がする話、坂上君なら、ものすごくわかってもらえると思うよ。私が実際に体験した話だからさ」
福沢のクラスに宗教に狂った子がいた。蜜田真奈美といい、福沢とは中学が別だったので、高校で初めて出会った。
「新しいクラスになったとき、坂上君はどう?仲の良かった人、同じクラスにいた?」
- いた
- いなかった
「だったら、気が楽だったでしょ。でもそうすると、その中学からの仲良しだけでいつも集まるとかにならない?せっかく高校デビューしたのにそれじゃあもったいないよ」
中学の時の知り合いがいなかった福沢が、早く友達を作ろうと思っていた時、後ろの席だった密田が話しかけてきたのだった。
密田は親切な子だけじゃなく、人の嫌がることを率先してやる子だった。
だから、クラスの遊び人とかは、密田に嫌なことを押し付けていたが、密田は嫌な顔一つせず黙々とやっていた。
密田は、冗談がわからずまじめに考え込むタイプだったが、何にでもまじめですごくいい子だったので、人気があった。
ゴールデンウィークが明けた頃、たくさんの人の手を握ると世界が平和になるからという理由で、密田は、「手を握らせてね」と言うようになった。
みんなは、平和になるかどうかもわからず、手を握ると密田が喜ぶから、手を握らせてあげていた。特に男子は、かわいい子の手を握れるので喜んでいた。
それから1週間くらいしてから、密田は学校に何本ものシャンプーを持ってきて、商売を始めた。今、みんなが使っている市販のシャンプーや毒だが、密田が持ってきたシャンプーは、いろんな花の搾り汁を主成分にした天然のものなんだそうだ。
匂いはほんのちょっとしかなく、色は透明で、ラベルもいかにも手作りって感じのものだった。
- それっと良さそうだね
- それって霊感商法じゃ・・・
「そう、そんな感じよね。霊感っていう言葉で思い出したわ。
ものすごく霊感の強い子が引き起こしたとても怖い話があったの。そっちの話をするね」
シナリオ:
歪んだ被写体開始!
以前、鳴神学園の写真部に向井という女子が所属していたが、撮る写真がすべて心霊写真になるので周囲から煙たがられていた。
向井が3年生になり、最後のコンクールが近づいてきた。
向井は、いつも恵まれない分、絶対にいい成績を残す、と思い、優勝を狙っていた。
「ねぇ、坂上君。向井さんは無事にコンクールに参加できたと思う?」
- 当然参加できなかった
- 実は参加できた
部長が、どうせ心霊写真を撮り、それをコンクールに出すと学外の人も見て、学校に迷惑がかかるだろうから、という理由で向井のコンクール参加を拒否したのだ。
それを聞いた向井は、部室を飛び出した。
「坂上君、あなたが同じ立場だったら、こんな時って、どんな気分かな?」
- 全てに絶望する→福沢エンディング№08:歪んだ被写体
- 新しい楽しみを探す→福沢エンディング№09:悲惨な現像
- わからない
向井は、自分磨きをすることにした。
頑張って自分を磨けばいい人が見つかるはずだと考えた。
向井が写真部をやめて自分磨きを始めたら、ほどなくして運命の人が現れた。
ある日、向井は下駄箱にラブレターを見つけた。ラブレターに指定された場所に行くとクラスメイトの相田がいた。
相田は大人しめなせいかクラスでは目立たなかったが、真面目で誠実な人柄だった。
彼の人柄を知っていた向井は相田と付き合うことにした。
週末になると二人はデートをした。
「僕は洋画を見るのが趣味なんだよ。もちろん日本語字幕なんて邪道さ」
「それってインテリって感じだね」
「向井さんはどうなの?」
「好きでも嫌いでもない感じだけど、これから好きにあるよう頑張ろうと思うよ」
「君なら大丈夫さ。さっそく映画に行こう!」
映画を見終えた二人は、仕上げに喫茶店に入って、美味しいケーキや紅茶を楽しみながら、映画の感想を言い合った。
その時、相田は思い出したように「向井さんは写真部だったんだっけ?」と質問した。
相田は、向井が写真部にいたことは知っていたが、退部したことも心霊写真を撮ることも知らなかった。
「カメラが嫌いになったのかい?」
「ごめんなさい。このこと、もう聞かないでくれると嬉しいな」
「わかった、もう聞かないよ」
向井は写真部を辞めてからは、すっかりカメラに触らなくなっていた。相田に心霊写真のことを知られたくなかったのだ。だから、デート中に写真を撮ることもなかった。
ある日の放課後、相田が声を掛けてきた。
「向井さん、一緒に帰ろうよ。今日は時間ある?」
「うん。珍しいね、平日に誘ってくるなんて」
二人は3年生で忙しいこともあって、デートは週末だけと決めていた。
「思えば僕たちさ、付き合ってから記念写真って一枚も撮ったことなかったじゃないか?
それでぜひ向井さんと一緒に写真を撮りたいんだ」
向井は大切な彼氏の頼みを断ることができなかった。
「わかったわ。帰って機材を用意するわね」
いったん家に帰り、カメラと三脚を引っ張り出して、向井は待ち合わせの校門前へ向かった。
写真を撮るのはどこがいいかを相田は少し迷っていたが、つごもり橋に決めた。
「じゃ、ここで」
「わかったわ。すぐ準備するから待ってて」
機材を組み立てた向井は、タイマーをセットすると相田の隣に駆け寄った。
そして、相田は向井の肩に手をまわして、幸せそうに微笑んだ。
その夜、向井は張り切って写真の現像に取り掛かった。
やがて、現像が完了した頃、サワサワと生き物が移動するみたいな音が聞こえてきた。
音は今しがた現像し終えてたばかりの写真から聞こえていた。
写真から不気味な形の影が抜け出てきた。
そいつは呆然と立ち尽くす向井に容赦なく襲い掛かった。
次の日、向井は死体で発見された。
驚いたことに死体はカメラのフィルムで首を絞められていた。
当然、人間の仕業じゃないから犯人は見つからなかった。
だけど、彼女が心霊写真を撮ってしまうことが写真部のメンバーから伝わり、フィルムに潜む悪霊の仕業ということで決着がついた。
彼女の死の真相を突き止めたのは相田だった。
彼女の殺された理由を知りたかった彼は、霊能者を呼んで現場を見てもらった。
その霊能者が言うには、向井が以前、撮影してはいけない場所を撮影しちゃって、そこの地縛霊に取り憑かれていたそうだ。
その霊は失恋で死んだ女の霊で、彼氏のできた向井を嫉んでやったのだろう、と。
福沢エンディング10:願った結果
CGギャラリー:45/124
№67:襲い来るフィルム
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