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チラシの裏~勇者弐位のゲーム日記

 ゲーム大好きな大阪のオバチャンのほぼゲームのことしか書いてない日記。10年やってたブログがプログラム書き換えられて海外の怪しいサイトに飛ばされるようになったんで、2017年4月に引っ越ししてきました。10年分の過去記事が36MBもあるし、データが壊れてるのか一部送れないものもあり、まだまだインポートの途中(;^_^   過去記事分は引っ越しで持ってきたものなので、表示が一部おかしいかもm(__)m  

佐比山:狩猟


 今日の星影の館殺人事件はどうかな?


 修といっしょに狩猟に出かけたアナタ。
 アナタ「その腰に巻いてる紐は何ですか?」
 修「佐比山は見ての通り樹木が多く、昼間でも薄暗い。毎日狩りに出る俺ですら迷い易いのだ。だから、家と自分の体をこうして紐で繋いでいるんだよ」
 アナタ「いわゆる命綱というやつですね」
 アナタ(僕には付けてくれなかったあたり、いざとなったら見捨てるつもりなんだろうな)
 アナタ「おや、あそこに建物のようなものが見えますね」
 修「ただの廃屋だ。今は誰も住んでいない。あんまりよそ見をするな」
 アナタ「すみません。職業柄、ついあちこちを観察してしまんですよ」
 修「探偵とは好奇心を抑えられないガキみたいな職業なのだな」
 アナタ「それはそうと、僕、猟銃なんて初めて持ちましたが、これ結構重いんですね。素人が撃ったところで標的にちゃんと当たるかどうか・・・」
 修「撃ち方ならさっき教えたろう。もう忘れたのか」
 アナタ「いえ、覚えてますが、勇気がですね・・・」
 修「情けない奴だ。それでも男か。
 さっきも言った通り、こんな山に住んでいるから、家で保管している時でも銃に弾は込めて置いてある。俺たちが扱うのは、410番の中折れ式単発銃。弾はスラッグ弾だ。
 410番は射撃の音が小さく、反動も少ない。ほかの銃より重さもない。
 素人の腕なんぞ期待しちゃいない。いざという時の威嚇射撃でもできれば御の字だ。
 俺の合図でいつでも撃てるように準備しておけ。心の準備もな」
 アナタ「あれ?この猟銃、よく見ると・・・」
 修「しっ!声を出すな!!
 体勢を低くして、そこの茂みに隠れろ。音を立てるなよ。
 ・・・見えるか。あれがコワバミドリだ」
 アナタ「随分派手な色をしてるんですね。辺りは暗いのに、やけにくっきりと見える」
 修「奴に天敵はいない。他の動物を違って、環境に合わせた体色の適応など不要なのだ。
 コワバミドリのすぐそばにノウサギがいる。奴が腹を空かせていれば、おもしろいものが見られるぞ」
 
 
 ガサガサガサ!!!
 
 
 アナタ「あ!コワガミドリがノウサギの喉と頭を!」
 修「腹を空かせたコワバミドリは近くに人間がいなければ、山の動物の喉を食う。
 だが、あいつはどうやら餓死寸前だったようだ。喉どころか頭までも食っちまうとはな。
 見て見ろ。体まで食おうとしているぞ」
 アナタ「いや、もう、結構ですから・・・」
 修「本当に根性のない男だな。
 仕方あるまい。このあたりで仕留めてやると・・・」
 
 
 お イ お サ む


 アンタ「今の声はどこから?目の前から聞こえたような・・・
 修さん、あなたのことを呼んでいたように聞こえましたが」
 修「・・・」
 アナタ「修さん?」
 修「ズブの素人を連れ立って軽く遊ぶだけのつもりだったが、そうか、こいつがそうだったか。こんなところで会えるとはな」
 アナタ(彼の纏う空気が変わった)


 ど コ に イ る


 コワバミドリはこちらに気づいていないようだ。
 アナタ(ああやって食った声を発し、獲物を呼び寄せるのか)
 
 
 お イ お サ む


 聞こえてくるのは年配の男の声だ。苦しそうで、今にも息絶えそうなほどか細い。このまま放っとけば死んでしまいそうな声だ。
 アナタ(声は確かにコワバミドリの方から聞こえるように思う。だが・・・)


 に ゲ な サ い


 アナタ「修さん。僕も館に来る途中、山の中から声を聞きました。あれは、おそらくコワバミドリの罠だったでしょうが、今度こそ、近くに人間がいる可能性もあるのではないですか?」
 修「お前は何もわかっちゃいない。
 コワバミドリは知能が低い。人の声を食ってまねたくらいじゃ、人間様の賢さに敵わないんだよ。
 いいか探偵。この山に居座ろうってんなら、これだけは覚えておけ。
 声を食ったコワバミドリは、一度に5文字までしかしゃべれない」



 ドォオオオオン!!!!
 ぎゃあああああ!!!!


 
修「そして、食われた獲物が最後に発した3通りの言葉しか使えない」
 アナタ「じゃあ、今のコワバミドリが食った声の主は・・・」
 修「・・・俺の親父だよ」
 アンタ「そんな・・・」
 修「弾を再装填する。周りを見ておけ。
 最後にもう一つ教えておいてやる」


 て ヲ だ ス な


 アナタ「え?」
 修「後ろだ!来るぞ、撃て!!!!」
 アナタ「!!!弾が出ない?」


 こ ド も ニ は


 アナタ「うわああああ!!!」
 修「馬鹿野郎、何やってんだ!伏せろ!」



 ドォオオオオン!!!!
 ギャッッッ!!!!


 
し ン い チ


 修「くそ、急所を外したか。だが、これで逃げられねぇだろ」


 こ ド も ニ は


 修「待ってろ!!!今、ぶち殺してやるからな!」


 て ヲ だ ス な


 修「チッ、逃がしたか・・・
 生きてるか、探偵」
 アナタ「何とか・・・
 あの、ありがとうございました。お陰で命拾いしました」
 修「興が冷めた。帰るぞ」
 アナタ「はい」
 修「この俺が取り逃がすとは・・・次に会ったら、必ず仕留めてやる」
 アナタ「あなたのことを少し勘違いしていたようです。とても勇敢で、そして、強い方なんですね」
 修「・・・男に煽てられると寒気がするものなのだな。
 コワバミドリの狩猟は、普通二人一組を行う。片方が襲われて死亡した場合、もう片方が事実を伝え、死体を回収するためだ。
 8年も前のことになる。俺は当時、親父と組んで狩りをしていた。親父はコワバミドリに喉を食われて死に、俺は奴を取り逃がした。これでようやく、片が付いたよ。
 いいか、探偵。コワバミドリは、鋭く頑丈な嘴を持っている。人の頭など、あいつらにとってノウサギのそれとかわらん」
 アナタ「コワバミドリの恐ろしさは、あれだけでも十分思い知りましたから」
 修「コワバミドリは何らかの方法で、悟の部屋に入り込み、奴を殺したのだ。それ以外に考えられない。
 ・・・にも拘わらず、灯のもとに怪しげな手紙が届いたばかりに、あいつは居もしない犯人に怯えている。まったく不憫でならんよ」
 アナタ(この人はこの人なりに家族のことを考えていたんだな)
 修「ここで、おさらいだ。
 声を食ったコワバミドリは、一度に5文字しかしゃべれない。
 食われた獲物が最後に発した3通りの言葉を繰り返す。
 短い言葉で同じようなことしかしゃべらない奴は、コワバミドリだと思え」
 アナタ「勉強になります」
 修「最後にもう一つ、教えておいてやる。
 コワバミドリの呼び声には一切返事をしないことだ。
 コワバミドリは知能が低いが、自分の呼び声に相手が答えたかどうかは本能でわかる」
 アナタ「しかし、修さん、一つだけずっと気になっていたがあるのですが・・・
 僕たちは、なぜ襲われたのでしょうか。星影のペンダントを身につけていれば、コワバミドリからはこちらの姿が見えなくなるはずでは?」
 修「こんなものは気休めだ。この石自体には何のチカラもない」
 アナタ「巫女の血を引く娘がチカラを込めることで、その効果を発揮すると聞きました」
 修「・・・知っているのか。だが、これは絶対安全の道具ではない。
 呼び声に答えてしまえば、こちらの姿が見えるようになってしまうのだ。
 奴が姿を見失うまでペンダントの効果は失われる。こいつを過信しないのが身のためだ」
 アンタ「しかし、2羽目のコワバミドリは返事をしなかったにも関わらず、僕目掛けて突撃してきました」
 修「お前はペンダントを付けていないだろうが」
 アナタ「実は怒られると思って隠していたのですが、灯さんから悟さんの物を貸して頂いていました」
 修「!!!」
 アナタ「このペンダントは本当に・・・」
 修「灯に巫女のチカラが受け継がれているのは間違いない。
 一つ言えるとするならば、奴がペンダントにチカラを込めるフリをしているのか・・・」
 アナタ「まさか・・・」
 修「お前を呼んだことといい、灯の考えていることは俺にはわからん。
 しかし、家を守る気ではいるようだ」 にほんブログ村 ゲームブログ 今日やったゲームへ
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勇者弐位
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女性
職業:
大阪のオバチャン
趣味:
ゲーム
自己紹介:
 ゲーム大好きな大阪のオバチャンです。
 やりたいゲームは発売日に買ってるが、プレイする時間がまったく足りてないでの、クリアするのはいつになるのやら・・・

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