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今日の
かまいたちの夜×3はどうかな?
透は、田中の部屋を調べようと思った。みどりはあの部屋に行くと言って、殺された。手がかりはあの部屋の中にあるはずだ。
そして、真理となら安心して調べることができる、と思った。
真理と今日子が戻ってきて、みんなに熱々のココアが振舞われた。
そうして一息つき、みんなが多少落ち着いた頃、透は、真理に話しかけた。
「今からちょっと僕についてきてくれないか」
「どこへ?」
「田中さんの部屋を調べようと思うんだ」
「何のために調べるんだね?」と、小林が尋ねた。
「みどりさんは殺される前、あの部屋に行こうとしていた。
彼女は多分、何か事件の真相について調べようとしたのに違いありません。そして、あまりにも真相に近づきすぎてしまったので、殺されてた。だったら、僕たちがするべきことは、あの部屋を徹底的に調べることだと思うんです」
「それを君が?
君が犯人で証拠を隠滅しないという保証はどこにある?」と、俊夫が口を挟んできた。
「ええ、でも、一人で入るつもりはありません。真理と一緒ですから」
「彼女が君と共犯じゃない、という保証もないわけだ」
「じゃあ、3人で行きましょう。もう一人、俊夫さんが選んでください」
「俺じゃ駄目なのか?」
透たち3人はココアを飲み終わると立ち上がり、2階へ上がった。
田中の部屋の前で、俊夫が、「何を調べるつもりなんだ?」と聞いてきたが、透は黙って部屋のドアを開けた。
部屋の中は無数の雪片が乱舞しており、まるで冷凍庫のようだった。
「寒い!こんな格好じゃ5分といられないわ」と、真理が震えながら叫んだ。
透達は、避難するようにバスルームに入った。
少し広めのユニットバスだ。
- A:セッケンを使ったかどうか、調べることにした
- →セッケンはほとんど新品で、洗面所が濡れていた。どうやらセッケンは手を洗うのに使ったようだ。
- B:バスタブを使ったかあとがあるかどうか、調べることにした
- →バスタブを濡れたあともなく、使った形跡はまったくなかった。
- C:バスタオルが湿っているかどうか、調べることにした
洗面台の下、洋式便器も覗くがもちろん何もない。
天井を見上げると、四角い切れ目があった。天井裏があるのだ。
「真理、肩車するから、そこの中を覗いてくれないか」
透の肩にまたがった真理は、頭上の四角い板を外して、天井裏に首を突き出して、「なーんにもない」と言った。
次はクロゼット。
ハンガーにはグレーのコートが掛けられているだけだった。その下にスキー用の大きなキャスター付きバッグが置いてある。
透が調べてみたが、中には何も入っていなかった。
「犯人が盗んだのね」と、真理が言った。
- A:「多分ね」
- →「2億円かしら?」と、真理が言った。
- 「着替えは?」と、俊夫が口を出してきた。
- 「逃亡犯なら用意する暇がなかったのかもしれない」と、透が答えた。
- 真理は、吊るされたコートのポケットを探っている。
- 「財布なんかもないみたい。取っていったのかしら?」
- 「身元が分からないようにしたのかもしれないね」
-
- 次は部屋の中だ。
- さっと見渡し、ベッドの下も見たが何もない。
- あとは死体のある窓際だけだ。
-
- ゆっくりとベッドを回り込んで、そっと死体のあるあたりを覗くと、雪ですっかり覆われており何も見えない。
- 透が雪を払うと、バラバラ死体が出て来た。
- 「これをみどりさんが調べにきたとは思えないよ。触った様子がないもの」
- 俊夫が「いったん戻ろうぜ」と声を掛けて来たので、3人は談話室に戻った。
-
- 小林が、「何か見つかったのか?」と聞いてきたので、「なんにも。どうやら犯人は田中さんの持ち物を洗いざらい取って行ったみたいなの」と、真理が答えた。
- 「寒い」と、透は言いながらエアコンの前に行こうとしたとき、ざざっという音に続いて窓の外から大きな音がした。
- 屋根の雪が落ちた音だ、と透が思った瞬間、ある考えが形を取り始めた。
- B:「いや違う」
- →透の頭の中で考えがまとまりつつあった。
- 「談話室に戻ろう」と言って、部屋を出た。
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