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チラシの裏~勇者弐位のゲーム日記

 ゲーム大好きな大阪のオバチャンのほぼゲームのことしか書いてない日記。10年やってたブログがプログラム書き換えられて海外の怪しいサイトに飛ばされるようになったんで、2017年4月に引っ越ししてきました。10年分の過去記事が36MBもあるし、データが壊れてるのか一部送れないものもあり、まだまだインポートの途中(;^_^   過去記事分は引っ越しで持ってきたものなので、表示が一部おかしいかもm(__)m  

福沢エンディング12:不幸に恵まれて



 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?


 1週目クリア
 1人目は荒井昭二を選択→シナリオ:誕生日プレゼント→荒井エンディング№03~05
 2人目は風間望を選択→シナリオ:五百円硬貨→風間エンディング№10
 3人目は細田友晴を選択→シナリオ:夜泣き石→細田エンディング№13・14
 4人目は岩下明美を選択→シナリオ:命の値段→岩下エンディング№03~05
 5人目は福沢玲子を選択→シナリオ:愛と友情のはざま→福沢エンディング№20~22
 6人目は新堂誠を選択→シナリオ:呪いのマンシール→新堂エンディング№06~08
 7人目はシナリオ:記憶のほころび→七話目エンディング№01~03


 2週目プレイ開始!
 1人目は岩下を選択→シナリオ:偽りの愛→岩下エンディング№01・02
 2人目は新堂を選択→シナリオ:高木ババア→新堂エンディング№01~05
 3人目は風間を選択→シナリオ:かぐわしきにおひ→風間エンディング№01
 4人目は細田を選択→シナリオ:魅惑のトイレ→細田エンディング№01~03
 5人目は荒井を選択→シナリオ:ゲーマーの条件→荒井エンディング№01~02
 6人目は福沢を選択→シナリオ:彼と彼女の秘密→福沢エンディング№23~28


 1人目:岩下エンディング№02:二人だけの世界
→2人目:新堂エンディング№03:六本の右足
→3人目:風間エンディング№01:かぐわしきにおひ
→4人目:細田エンディング№01:イラつく奴
→5人目:荒井エンディング№01:ゲーマーの条件
→6人目:福沢エンディング№23:彼女は悪魔だった
→7人目のシナリオ包帯の女→特殊七話目№38・39を見る


 3週目開始!
 1人目は新堂誠を選択→シナリオ:痛みを感じない男→新堂エンディング№11~15
 2人目は荒井昭二を選択→シナリオ:呪いのヒトガタ→荒井エンディング№14・15
 3人目は、風間望を選択→シナリオ:呪いのコッペッパン→風間エンディング№4・5


 4人目は福沢玲子を選択!


 福沢玲子は1年G組の生徒。


 「突然だけど、坂上君って宗教はなんなの?」
  1. 親と一緒
  2. あまり人に言いたくない→シナリオ:彼と彼女の秘密
  3. 無神論者→岩下の話を聞いている場合はシナリオ:愛と友情の狭間
  4. 違う話を聞きたい
 「じゃ、もういっこ用意してるから、そっちを話すね」


 シナリオ:追いかけてヒトシくん


 この学園にはヒトシ君って可愛い名前の妖怪がいる。
 ヒトシ君は授業が終わった放課後、廊下に薄暗く夕日が差し込んできた時間に出没する。
 何気なく廊下を歩いていると「待ってよぉ、待ってよぉ」と、いかにも切実そうな声とともに、その小さな妖怪は現れる。
 ヒトシ君はいつも何か追いかけているが、結局何を追いかけているのかはわからない。
 「待ってよぉ、待ってよぉ」
 その時、決して言ってはいけない言葉がある。
 「ヒトシくんを待ってあげて!」
 この言葉を言った人は、ヒトシ君に守護霊様を食べられて、不幸になってしまうそうだ。


 ヒトシ君の話は、OLをしている福沢の姉から聞いたそうだ。
 福沢の姉はここの卒業生で、現役の時からヒトシ君の噂は広まっていた。
 姉とすごく仲が良かった友達の霧島が、ヒトシ君に会った。
 霧島は、怖い話にもそれなり興味がある人だった。


 「坂上君って、ホラーが好きな子とか興味がある?」
  1. 別に興味ない
  2. 普通
  3. 興味ある
  4. どうでもいい
 「ふ~ん、興味ないんだ。じゃあ、さっさと話を進めるね」


 その日、霧島は一人で図書館で調べものをしていた。
 調べものは思ったより時間がかかり、終わった頃には周囲はだいぶ薄暗くなっていた。
 霧島はなんとなく不安になりながら、昇降口へ急いだ。
 「待ってよぉ、待ってよぉ」
 かすかに男の子が聞こえて来た。
 振り返ると、いつの間にか小柄な男の子いた。
 「まさか、ヒトシ君・・・」
 ヒトシ君は霧島に気づくことなく、そこらへんを行ったり来たりしながら、「待ってよぉ、待ってよぉ」と繰り返し言っていた。
 迷子がうろうろしているように様子に、霧島は思わず声を掛けたい衝動に駆られてしまった。
 霧島は言ってはいけない言葉は知っていたが、思わず、「ヒトシ君を待ってあげて!」と言ってしまった。
 その途端、ヒトシ君の体が何倍も大きくなり、不快な叫び声を上げた。変貌した彼の形相は、完全な妖怪のものだった。
 霧島は逃げ出そうとしたが、あっという間に追いつかれて、捕まってしまった。
 次の瞬間、何かに喰いつかれたような感触がしたが、痛みはない代わりに、大切なものを失うような苦しさに襲われて、失神してしまう・・・


 霧島の目が覚めると、そこは同じ廊下で、ヒトシ君の姿はなかった。
 これといって体に異常はなかったが、心は不安でいっぱいだった。
 「守護霊様を食べられちゃったの?」
 霧島は廊下をとぼとぼと歩き出した。
 そして、階段を下りようとすると、足元にプリントが落ちていて、霧島は足を滑らせた。
 その時は軽い怪我が済んだけど、霧島はことあるごとに大変は目に遭うようになった。
 今でもしょっちゅう事故にあったり、落とし物をしたり、失敗したり。
 そんなもんだから、不幸が移ると周囲も避けて、友達もほとんどできない。
 幸い、命に関わるような大怪我とかはないが、この先何十年と生きていく中わからない。


 「坂上君、ヒトシ君に出会ったら、絶対に例の言葉、言っちゃダメだよ」


 福沢エンディング12:不幸に恵まれて
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勇者弐位
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女性
職業:
大阪のオバチャン
趣味:
ゲーム
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 ゲーム大好きな大阪のオバチャンです。
 やりたいゲームは発売日に買ってるが、プレイする時間がまったく足りてないでの、クリアするのはいつになるのやら・・・

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