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チラシの裏~勇者弐位のゲーム日記

 ゲーム大好きな大阪のオバチャンのほぼゲームのことしか書いてない日記。10年やってたブログがプログラム書き換えられて海外の怪しいサイトに飛ばされるようになったんで、2017年4月に引っ越ししてきました。10年分の過去記事が36MBもあるし、データが壊れてるのか一部送れないものもあり、まだまだインポートの途中(;^_^   過去記事分は引っ越しで持ってきたものなので、表示が一部おかしいかもm(__)m  

34.進むべき道は



 今日の神無迷路はどうかな?


 休憩室で腰掛けると、少し緊張感がほぐれた。
 部屋はシンプルかつ上品な調度品でまとめられており、リラックスできる静謐な空間となっていた。
 狭いながらソファが2つあり、若林は立ったまま一行を見ていた。
 「此度の一件につきまして、研究所を代表し、皆さまに深くお詫び申し上げます」
 「謝罪だけで済ませる気か?もちろん賠償金も出るよな?」
 「はい、それは後程手配いたします」
 「それで、具体的にはいくら払ってくれるんだ?」
 「黒川さん、賠償金の話は、無事にここを出られてからにしませんか?」
 「若林さんの言う通りです。今最優先で考えなければならないのは、どう生き延びるかです」と、霜月が話を打ち切らせた。
 「では、皆さんもご存じかと思いますが、客室には限りがあります。
 黒川さん、4号室でいいですか?」
 そう言って、若林は黒川の方を見た。
 「ワシは4ちゅう数字は好きやない」
 「待ってください。扉は指紋認証で開くのでは?」と霜月が割って入った。
 「こちらに管理者用の鍵があります」と若林が言うと、
 「あんたはあたしたちの部屋に勝手に入れるってこと?」と雪村が不安感を込めて話した。
 「私は皆さんの部屋に入ったりはしません」
 「信じられない!」
 「もう十分だ!!!!」
 若林が突然壁に拳を打ち付けた。
 「自分だけが特別だなんて思いあがらないでください。私だって同じように危険に晒されている。それに、多くの優秀な科学者が今回の事で亡くなった。彼らの命に比べたら、あなたちの命なんて・・・。
 今、あなたちには2つの選択肢があります。スタッフである私の指示に従うか、さもなければリーダーを一人選ぶかです」
 言い終わると、若林は鍵をテーブルの上に投げつけた。
 「若林さんに持ってもらったほうがいいと思います。ここの事情に詳しいでしょうから」と霜月が言った。
 波立が賛同の声をあげると、黒川も「全員が同じ意見なら従うしかないやろな」と言った。
 雪村は何も言わなかったが、黙認と見なしてもいいだろう。
 「では、救助が来るまでは、私の指示に従ってください」
 そう言って、若林はテーブルの上の鍵を取った。
 「今夜は整備室で休みます。何かあれば、私のところへ来てください」


 そうして短い会議のあと、全員が休憩室を後にして、各自の部屋で休むことに決めた。
 休憩室の扉口で、若林が波立を呼び止めた。
 「今、若い男性が君だけだ。これからいろいろと頼むよ」
 「若林さん、心配しないでください。きっと大丈夫ですよ」
 「だと良いけどね」
 

 若林は整備室へ入った後、霜月と雪村が何か話し合っていた。
 「雪村さん、関節炎ですか?」
 「どうしてそんなこと聞くの?」
 「すみません」
 「あんたには関係ないでしょ!」
 雪村はドアをバタンと閉め、自分の部屋に消えていった。
 「彼女のどこを見て関節炎だと?」
 「ずっと自分の膝を撫でていたので」
 「単に寒いだけなんじゃないかな。ズボンとか履いてないし」
 「え、履いてますよ」
 「え、そうは見えなかったよ」
 「肌色に近いタイツなので、気づかなかったんでしょうね。中には大抵フリースがついているから寒くないんですよ」


 雑談を終えた後、霜月も自分の部屋へと戻って行った。
 時計を見ると、針はちょうど9時30分を指していた。
 波立は部屋に戻るや否やベッドに倒れこんだ。 にほんブログ村 ゲームブログ 今日やったゲームへ
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勇者弐位
性別:
女性
職業:
大阪のオバチャン
趣味:
ゲーム
自己紹介:
 ゲーム大好きな大阪のオバチャンです。
 やりたいゲームは発売日に買ってるが、プレイする時間がまったく足りてないでの、クリアするのはいつになるのやら・・・

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