今日の神無迷路はどうかな?
「ところで今、何時ですか?」と、霜月が言った。
腕時計を見て、波立が「8時だよ」と答えた。
「なんだか変ですね」と、霜月が言うと、波立も何か違和感を感じていた。起こるはずのことが、起こっていないような・・・
ノックの音が聞こえたので、波立が扉を開けると、若林が食べ物の載ったトレイを持って立っていた。
部屋の中に霜月がいることに気づいた若林は気まずそうに「お取込み中失礼します。霜月さんの分も一緒に持ってきますか?」と言った。
「いえ、自分の部屋で食べます。
それでは、また後で」
波立に向かってそう言って、霜月は部屋を出て行った。
夕食をテーブルの上に置いた。
メインディッシュは、フライドチキンにケチャップをかけたもので、それに、お米とパンと味噌汁が付いていた。デザートにはハチミツケーキとリンゴが添えられていた。
そんな時、ある考えが頭をよぎった。
- A:毒が盛られているのでは?
- → そんなことを考えていたら、急に食欲がなくなってきた。だが、こんな不吉な考えは忘れて、急いで食べた方がいいだろう。
- B:時間に対する違和感がある
- → 霜月に今何時と聞かれて、腕時計を見た時、なぜか7時30分という時間が脳に刻まれた。なぜだろう?
- しかし、そんな奇妙な感覚をいったん脇に置いておき、まずは食べよう。
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