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チラシの裏~勇者弐位のゲーム日記

 ゲーム大好きな大阪のオバチャンのほぼゲームのことしか書いてない日記。10年やってたブログがプログラム書き換えられて海外の怪しいサイトに飛ばされるようになったんで、2017年4月に引っ越ししてきました。10年分の過去記事が36MBもあるし、データが壊れてるのか一部送れないものもあり、まだまだインポートの途中(;^_^   過去記事分は引っ越しで持ってきたものなので、表示が一部おかしいかもm(__)m  

7:都市伝説



 今日の神無迷路はどうかな?


 荷物検査の間、暇だった波立と霜月は廊下を歩いた。
 「考え事ですか?」
 「なんでもないんだ、気にしないで」
 「若林さんが参加者の名前を呼んだ時、眉をひそめていたので何かあったかと」
 「ちょっと昔のことを思い出しただけで、実験とは関係ないんだ」
 「すっきりしません」
 「昔、小酒井って名前の友達がいたんだ。今はもういないんだけどね」
 「なるほど」
 「小学生の時の話なんだけど・・・」


 小酒井澪は、波立の幼馴染だった。家も近かったし、クラスも同じだったら、自然と一緒に遊ぶようになった。
 ずっと一緒にいられると思っていたが、彼女は突然事故でこの世を去った。


 「小酒井って名前を聞いた時に胸がぎゅっとなってね。
 それで一瞬思ったんだ。若林さんが言った小酒井がもしかしたらって。死んだ人間が生き返るわけないのに」
 「それはあり得るかもしれませんよ」
 「ちょっと待って。死んだ人間が生き返る可能性があるって、そう言いたいの?」
 「聞いたことありませんか?合土駅の都市伝説」
 「ここへ来たのはアルバイトのためで、都市伝説なんて知らなかったよ」
 「合土駅が閉鎖されたのは、科学では説明できない不可解な現象が起きたからです。
 乗客から報告があったそうです。自身が把握している時間と、駅を出た後に確認した時間とでは大幅にズレがある、と」
 「浦島太郎みたいに?」
 「おそらくそれに近いかも。時間が巻き戻っていると気づいた乗客がいたんです」
 「時間が戻るなんてありえないよ!」
 「もし本当に時間が巻き戻るのなら、すでに起きてしまった事実を変えることができる。駅が閉鎖される前は、それ目当てに多くの人がここを訪れていたそうですよ。過去の過ちをなかったことにするため、あるいは、死んでしまった人を生き返らせるために」


 霜月の話があまりにも馬鹿馬鹿しかったので、波立はここを立ち去ろうとした。
 その時、遠くから足音が聞こえてきて、廊下の突き当りに人影が現れた。
 9年前の夏の記憶が鮮明に思い出された。


 「風鈴って昔は精霊さんとお話しするための手段だったんだって。だから短冊に願い事を書くと、その願いが風に乗って精霊さんに届くんだってさ」 にほんブログ村 ゲームブログ 今日やったゲームへ
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勇者弐位
性別:
女性
職業:
大阪のオバチャン
趣味:
ゲーム
自己紹介:
 ゲーム大好きな大阪のオバチャンです。
 やりたいゲームは発売日に買ってるが、プレイする時間がまったく足りてないでの、クリアするのはいつになるのやら・・・

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