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今日の
かまいたちの夜×3はどうかな?
フロントのあたりで女の子3人組が小林に向かって何か喚いている。
「今、部屋に戻ったら、床にこんなものが!」
女の子たちは、小林に小さな紙きれを差し出した。
透が横から覗き込むと赤いマジックのようなもので字が書きなぐってある。
『こんや、12じ、だれかがしぬ』
「誰かの悪戯でしょう」と小林が言うと、
「悪趣味ね」と真理が言った。
「誰かが私たちの部屋に入ってこれを置いて行ったんですよ!気持ち悪くてあそこじゃ眠れないわ」と泣きそうな顔で可奈子が言った。
「床に落ちていたなら、ドアの下の隙間から差し込んだんじゃないんですか?鍵は掛けていらしたんでしょう」と小林が言うと、女の子たちは一応納得したが、「やっぱり気持ち悪い」と亜希は言った。
「何ならお部屋を換えましょうか?」
「その部屋もテレビ、ついてます?」
啓子がそう言うと、小林は首を振った。
「すみません。うちは基本的に客室にテレビは置いていないんです。2部屋だけ置いてある部屋があるんですが、それが今お泊りの部屋なんですよ」
「もう一つの部屋は?」
「あいにくふさがってるんです」
3人は、顔を見合わせて話し合いを始めたが、結局、つまらない悪戯だし部屋を換える意味もあまりなさそうだ、ということで、そのまま引き下がって部屋に戻って行った。
「でも、誰がこんな悪戯するかしら。
もしかして、透じゃないの?」と真理が言った。
- A: 「冗談じゃないよ。何でよく知りもしない彼女たちにそんなことを・・・」
- → 「そうよね。いくら透でもこんなことはしないわよね」
- B: 「ばれたか。実はそうなんだ」
- → 「透君、まさか君・・・」
- 「嘘です、冗談です!」
- 小林の顔色が変わったので、透は慌てて打ち消した。
その時、フロントの電話が鳴りだした。
「はい、シュプールです。
ああ、美樹本様ですが。夕食はあいにく終わりましたが、お部屋は取ってございます。
・・・はい、駅のあたりですか。そこからですと、車で3、40分はかかると思います」
「今頃来る人がいるみたいね。雪で遅れたのかしら」と真理が囁く。
「きっとそうだよ。迷って遭難、ってことにならなきゃいいけどね」
「・・・そうですか。では、お待ちしております」
小林が電話を終えるところへ、2階から中年夫婦の男性の方が降りて来て言った。
「テレビつけても構わんか?」
「ええ、どうぞ」と透が答えると、男はテーブルの上にあったリモコンでテレビを付けた。
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