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チラシの裏~勇者弐位のゲーム日記

 ゲーム大好きな大阪のオバチャンのほぼゲームのことしか書いてない日記。10年やってたブログがプログラム書き換えられて海外の怪しいサイトに飛ばされるようになったんで、2017年4月に引っ越ししてきました。10年分の過去記事が36MBもあるし、データが壊れてるのか一部送れないものもあり、まだまだインポートの途中(;^_^   過去記事分は引っ越しで持ってきたものなので、表示が一部おかしいかもm(__)m  

第三章:記載なきイベント その1

 

屍人荘の殺人 〈屍人荘の殺人〉シリーズ (創元推理文庫)
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 今日の屍人荘の殺人はどうかな?


 広大な敷地の中、鋼鉄の骨組みで造られたライブ会場で宴が始まった。
 人込みを抜け出した浜坂が汗を垂らしながら車から戻ってくると、駐車場にはすでに半分以上の仲間が戻っていた。
 彼らは手分けして観客の中に紛れ込み、何十人もの体に『あれ』を付着させた微細な針を突き刺してきた。わずかな痛みを感じた者もいるかもしれないが、興奮状態にある人々のほとんどは気づいていないはずだ。おそらく発症までに4時間はかかるだろう。だがそのころにはステージは熱狂の渦と化し、観客は逃げるに逃げられない状態に陥っているはずだ。
 全員が集まると、浜坂たちは車に乗り込む。クーラーボックスからジュラルミン製の鞄を取り出し、車内で顔を突き合わせた彼らに1本ずつ液体を吸引した注射器が行き届いた。
 浜坂は針を己の腕に刺した。
 「行くぞ、俺たちこの革命の尖兵だ。マダラメ、万歳!」
 浜坂のわざとらしい掛け声に合わせて男たちは喜々として反応し、次々と肌にブランジャを押し込んだ。
 仲間に内緒で廃ホテルに残してきた1冊の手帳に思いを馳せる。無能な学者どもの資料にされるのは業腹だが、せめてあれを解読する程度の好奇心を持つ人間に見つけてほしいものだ。
 「さあ、あとは残された時間を楽しもうじゃないか」
 スライドドアを開け、キャリアーとなった男たちが外へと踏み出した。 にほんブログ村 ゲームブログ 今日やったゲームへ
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勇者弐位
性別:
女性
職業:
大阪のオバチャン
趣味:
ゲーム
自己紹介:
 ゲーム大好きな大阪のオバチャンです。
 やりたいゲームは発売日に買ってるが、プレイする時間がまったく足りてないでの、クリアするのはいつになるのやら・・・

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