パラノマサイト FILE23 本所七不思議のプレイ開始!
人物リスト:案内人
攻略情報:ゲームの遊び方
案内人から、もし死んだ者を生き返らせる幻の秘術を1回だけ使える機会があるとしたらどうしますか?と聞かれる。→何の代償もないなら使いたい
カラーテレビや公衆電話が当たり前だった時代。
蘇りの秘術という呪いを巡って壮絶な命の奪い合いを繰り広げることになった9人の男女が紡ぐ世にも奇怪な夜話。
人物リスト:興家彰吾(おきいえしょうご)
カラーテレビから臨時ニュースが流れてくる。
早朝、墨田区の公園内で溺死している男性の遺体が発見された件で、警察はこの遺体は同区に務める会社員の興家彰吾さん25歳であると発表しました。
葉子に起こされる彰吾。
彰吾は突然寝てしまったとのこと。
周囲を調べると、彰吾は、ここは東京都墨田区の錦糸町の駅近くにある錦糸堀で、葉子に大切な用事があると頼まれてわざわざやってきたのことを思い出す。
時刻は深夜の0時過ぎで、周囲に人の姿は見当たらない。
文化/社会:東京都墨田区、錦糸堀公園
電話ボックスを調べる。
文化/社会:電話ボックス
福永葉子と会話する。
葉子はオカルト系が好きな23歳の家事手伝いで、彰吾とは1か月ほど前に出会った。
まだ交際するとかいう空気ではないが、彰吾は葉子に惹かれつつある。
人物リスト:福永葉子
彰吾は、ひと月ほど前にこの公園で葉子と出会った日のことを思い出す。
休日の昼間、用事を済ませた彰吾はこの公園で休憩をしていると、公園内をウロウロと歩き回っている葉子が目に入った。
よく見ると砂場を掘り返したり、遊具の裏側をのぞき込んだり、動物のオグジェに何やら話しかけては、楽しそうにぺしぺしと叩いたりしていたので、気になった彰吾は、なんとなく声を掛けた。
「あの、何か探しものですか?よければ探すのを手伝いますけど」
「それは助かる!けど、それって下町人情ってやつ?それとも下心人情のほう?」
→「これが下町人情だ」
「じゃあ手伝ってもらっちゃおうかね。ちょっと面倒かもしれないけど」
「何を探せばいい?」
「七不思議。なんせここは置いてけ堀だからね」
「ほへ」
「しまった、ビョーキか?ってカオされた。元ネタは本所七不思議なんだけど知らない?本所っていうのは、ここ東京都墨田区の南側一体の地域を指すんだけど、興味ない?」
「おれはこのあたりの会社に勤めているだけで、住んでいるわけじゃないからな」
「じゃあ知らなくても仕方ないか。で、その本所エリアに江戸の昔から伝わっている伝承が本所七不思議ってわけ。」
「そんな200年も昔からある話だったのか」
「興味出てきた?」
「ああ、どうせ昨今のオカルトブームに乗っかかったポッと出の話なのだとばかり思ってたから」
「本所七不思議はホンモノだよ」
「七不思議のホンモノってどういう意味なんだ?その不思議な現象とやらが実際にあの公園で起こるとでは?」
「だいたいそんな感じ。でも、まだ足りなかったみたいだね。あれだけやっても何も出なかったから。」
本所七不思議:本所七不思議、置いてけ堀
文化/社会:本所、オカルトブーム
その後、葉子と連絡先を交換することになり、何度か電話したり会って話したりしたが、この本所七不思議の話題は出なかったので、もう飽きたものとばかり思っていたが、今日になって急にその七不思議探しの続きをやると言い出して、ここに来たことを思い出した彰吾だが、気付くと葉子の姿がない。
周囲を調べる:葉子が言うには、この公園のあたりに本所七不思議のひとつ「置いてけ堀」とやらがあったらしい。置き去りにされる意味の「置いてけぼり」という言葉の語源にもなっているのだろか。
本所七不思議のことを思い出す
本所七不思議:馬鹿囃子、送り提灯、送り拍子木、落葉なき椎、津軽の太鼓、足洗いの屋敷、片葉の葦、消えずの行灯
葉子を発見。
様子を見ていると、砂場を掘り返したり、遊具の裏をのぞき込んだり、動物のオブジェになにやら話しかけては楽しそうにぺしぺし叩いたりしている。
こっちを振り向いた葉子が走ってきて、「今の何?」と聞いてきた。
「何か聞こえなかった?」
→「木のせいだろう」
「そっか、気のせいか。でも興家くんは素質あると思うから!ちょっと注意しといてね!」
「素質?」
「え?霊感だけど。そこそこイケるクチだよね?」
「気にしたことないが」
「わたしの姿は見えてるんだよね?」
「えっ」
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