今日の
十角館の殺人はどうかな?
1986年4月1日火曜日、A新聞朝刊の社会面より。
角島十角館でまたもや大量殺人か
3月31日未明に発生した、大分県S町、角島十角館の火災現場から、当時同館に宿泊していた6名の大学生の遺体が発見され、身元が確認された。
死亡したのはK大学医学部4回生の山崎喜史(22)、法学部3回生鈴木哲郎(22)、同学部3回生松松浦純也(21)、薬学部3回生岩崎杏子(21)、文学部2回生大野由美(20)、同学部2回生東一(20)の6名(敬称略、学年は3月時点のもの)。彼らは3月26日水曜日から1週間、サークルの合宿で十角館に滞在の予定だった。
調べによると、6名のうち5名は火災以前に殺害されていた疑いがあり、昨年9月に同島青屋敷で起こった四十殺人を凌ぐ大量殺人および放火事件として、捜査が進められている・・・
同日、同新聞の夕刊より。
十角館の地下室から変死体
・・・その後の捜索により、全焼した十角館の地下室から新たに男性の変死体が1体、発見された。死体はかなり白骨化が進行しており、死亡時期は4ヶ月から半年前、年齢は40代後半と推定される。頭部に鈍器で痛打されたと思われる痕跡が認められた。
この地下室の存在は今回の火災後、初めて明らかとなったもの。そのためこれは、昨年9月の事件以降行方不明になっている造園業者、吉川誠一さん(当時46)の遺体ではないかとの見方が強く、身元の確認が急がれている・・・
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