忍者ブログ

チラシの裏~勇者弐位のゲーム日記

 ゲーム大好きな大阪のオバチャンのほぼゲームのことしか書いてない日記。10年やってたブログがプログラム書き換えられて海外の怪しいサイトに飛ばされるようになったんで、2017年4月に引っ越ししてきました。10年分の過去記事が36MBもあるし、データが壊れてるのか一部送れないものもあり、まだまだインポートの途中(;^_^   過去記事分は引っ越しで持ってきたものなので、表示が一部おかしいかもm(__)m  

スイクン

【特典】ぽこ あ ポケモン(【早期購入特典】メタモンラグ)

楽天で購入


 今日のぽこ あ ポケモンはどうかな?


 日がわりチャレンジ:つたひもを集めよう!をクリアして、200ライフコインをゲット。
 日がわりチャレンジ:あまいミツを集めよう!をクリアして、200ライフコインをゲット。


 かわいいいけがきのタネ×3をゲット。
 ピンクのいえキットをゲット。
 フローリングのゆかのレシピをゲット。
 ナチュラルなベッドをゲット。


 ちいさいおとしものをゲットして、鑑定して、メタルパウダーをゲット。
 チャレンジ:かんていしてもらおう!をクリアして、200ライフコインをゲット。


 おおきいおとしものをゲットして、鑑定して、ながれぼしランプ・だいだいをゲット。


 ぬいぐるみとおやすみのヒントをゲットして、蘇らせると、ヤドランが出現!


 チャレンジ:ポケモンをさがそう!⑥をクリアして、500ライフコインをゲット。


 ミツハニーのクイズに正解して、あまいミツをゲット。


 はっぱのいえキットをゲット。
 ぎんいろのはねをゲット。


 ナゾノクサから、マメのタネ×3をゲット。
 モグリューから、ひかるキノコ×3をゲット。
 ビークインから、ヒメリの実をゲット。


 雨が降ると火が消えるし、くらいところが好きなポケモンが明るすぎると文句を言ってくるので、屋根を付けようと思う!
 ショップで、やねがわらのレシピセットを300ライフコインで購入。


 うつおう花畑から、バルビートが出現!


 はっぱのりっぱなキットをゲット。
 ♪戦闘!ジムリーダー・2をゲット。


 あまいミツをゲット。
 日がわりチャレンジ:あまいミツを集めよう!をクリアして、200ライフコインをゲット。


 照らされたベンチから、モルフォンが出現!


 コイキングから、たべごろニンジン×3をゲット。
 ヒトカゲから、うつくしいはなのタネ×3をゲット。
 日がわりチャレンジ:ポケモンといっぱい話そう!をクリアして、200ライフコインをゲット。


 つたひもをゲット。
 日がわりチャレンジ:つたひもを集めよう!をクリアして、200ライフコインをゲット。


 フレッシュ野菜畑から、ドリュウズが出現!
 報酬の、木のフカフカはしらのレシピをゲット。


 環境レベルが7になった!


 チャレンジ:いしを集めよう!⑦をクリアして、500ライフコインをゲット。


 はっぱのおへやのキットをゲット。
 ごうかなはなのレシピをゲット。
 ピンクのこやキットをゲット。
 ナゾのせきばんをゲット。
 はっぱのこやキットをゲット。


 ヌメイルのクイズに正解して、ヒメリの実をゲット。
 ヤドンのクイズに正解して、たべごろニンジンをゲット。


 フラワーガーデンから、パラセクトが出現!


 おおきいおとしものをゲットして、鑑定して、ロケットだんのかべかけをゲット。


 ちいさなおとしものをゲットして、鑑定して、きんのたまをゲット。


 ポケメタル×5をゲット。


 にじいろのはねをゲット。


 ラッキー休けい所のヒントをゲット。
 はっぱ×3+じょうぶなえだ×3→ラッキーのうえ木を作成!
 ざいもく×2→木のながイスを作成!
 いけがき×6、ラッキーのうえ木、木のがなイスを設置して、ラッキー休けい所を蘇らせる!


 緑のベンチを蘇らせると、フシギソウが出現!


 チャレンジ:生息地をつくろう!⑤をクリアして、400ライフコインをゲット。


 コンパンから、じょうぶなえだをゲット。


 チャレンジ:じょうぶなえだを集めよう!④をクリアして、200ライフコインをゲット。


 ゆめしまへ。
 火力はつでん所、のんびり写真を振り返り、プレイランド、うるおうゆうがな花畑のヒントをゲット!
 レアポケメタル×3、ポケメタル×3、きのみなケース、ネジネジうえ木、ナチュラルなテーブルをゲット。
 スイクンを発見して、パサパサこうやの街へ連れて帰る!


 道路をつくろう!①をクリアして、100ライフコインをゲット。


 シャッターチャンス:明かりに引き寄せられてを撮影して、フォトフレーム:ネオンをゲット。
にほんブログ村 ゲームブログ 今日やったゲームへ
にほんブログ村

福沢エンディング08:歪んだ被写体


 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?


 4週目開始!
 1人目は新堂誠を選択→シナリオ:戦いのゴングがなって→新堂エンディング№19~24を見る
 2人目は荒井昭二を選択→シナリオ:戦下の友情→荒井エンディング№08~10を見る
 3人目は風間望を選択→シナリオ:かぐわしきにおひ→風間エンディング№01:かぐわしきにおひを見る


 4人目は福沢玲子を選択!


 福沢玲子は1年G組の生徒。


 「突然だけど、坂上君って宗教はなんなの?」
  1. 親と一緒
  2. あまり人に言いたくない→シナリオ:彼と彼女の秘密
  3. 無神論者
  4. 違う話を聞きたい
 「私と一緒だ。私、神様信じてないもん。そりゃあ、神頼みくらいはするけど。
 私のお父さんの話なんだけどぅ、実話だよ実話。
 私のお父さんはね、N証券っていう大きな証券会社に勤めているんだよね、そこの部長さん。
 すごいでしょ、えへへ。
 でね、ある日自分の部下が大真面目な顔でやってきて、一緒に行ってほしいところがあるって言うんだってさ。
 お父さん、親身になって聞いてあげたんだってさ。
 彼ったら何にも言わないんだって。ただ一緒に行って欲しいところがあるってそればっかり言うんだってさ。
 それでね、次の日曜日、お父さんは彼のために一日あげたの。
 そしてらさぁ、どこに連れて行かれたと思う?
 公園だよ。公園でね、何人も集まって落ちているゴミを拾うの。ボランティアだよ。
 それでさ、それが終わったあと、ボランティアの人たちが全員で輪になって、自分たちがいかに幸せかを語り合うんだって。
 それさ、何とかっていう変な宗教だってさ。
 ゴミを拾ったり、駅を掃除したり、そうすることによって人徳を高めていくんだって。
 お父さん、帰ってきたら怒ってたよ。
 ボランティアのときに、猫の絵を描いてあるエプロンをつけさせられてね。
 それが、その宗教のシンボル・マークだって言うからしょうがないけどさ。通りすがりのカップルとかが馬鹿にして、笑っていくんだって。
 それに子供がわざわざお父さんの前にゴミを捨てたりしてね。それでお父さんが怒ったら、その子のお母さんに誘拐魔扱いされちゃってさ。
 それでボランティア活動が終わったら、みんなで毎週来るように誘われちゃって、お父さん、真剣に怒ってたよ。
 なんでもその部下の人がね、会社では無口で暗いのに、その時はもうニコニコしちゃってすんごく明るかったんだって。
 お父さん、怒った後悩んでいたもん。
 どうして会社では暗いんだって。
 もちろん、お父さんのボランティアは1日で終わったんだけれどさ。
 そのあと部下の人はだんだん会社を休みがちになってさ。
 1か月くらいしたら全然来なくなっちゃって、ある日いきなり会社辞めちゃったんだって。
 そのあとね、会社の同僚がどっかのターミナル駅の前にある広場で、その人を見かけたんだってさ。
 なんでも道行く人の幸せを祈ったり、みんなで歌を合唱したりしてたんだって。とっても幸せそうな顔してたらしいよ。
 でもさ、会社に残された人には迷惑だよね。
 お父さん、真剣に悩んでたもん。最近の若いもんはわからんって。
 坂上君も気を付けたほうがいいよ。まわりにさ、宗教に凝っている人とかいない?」
  1. 実は、いる
  2. そんな人はいない
 「えー!それは大変だよね。その悩みって、実際体験した人じゃないとわからないもんね。
 それじゃあさあ、これから私がする話、坂上君なら、ものすごくわかってもらえると思うよ。私が実際に体験した話だからさ」


 福沢のクラスに宗教に狂った子がいた。蜜田真奈美といい、福沢とは中学が別だったので、高校で初めて出会った。

 
 「新しいクラスになったとき、坂上君はどう?仲の良かった人、同じクラスにいた?」
  1. いた
  2. いなかった
 「だったら、気が楽だったでしょ。でもそうすると、その中学からの仲良しだけでいつも集まるとかにならない?せっかく高校デビューしたのにそれじゃあもったいないよ」


 中学の時の知り合いがいなかった福沢が、早く友達を作ろうと思っていた時、後ろの席だった密田が話しかけてきたのだった。
 密田は親切な子だけじゃなく、人の嫌がることを率先してやる子だった。
 だから、クラスの遊び人とかは、密田に嫌なことを押し付けていたが、密田は嫌な顔一つせず黙々とやっていた。
 密田は、冗談がわからずまじめに考え込むタイプだったが、何にでもまじめですごくいい子だったので、人気があった。


 ゴールデンウィークが明けた頃、たくさんの人の手を握ると世界が平和になるからという理由で、密田は、「手を握らせてね」と言うようになった。
 みんなは、平和になるかどうかもわからず、手を握ると密田が喜ぶから、手を握らせてあげていた。特に男子は、かわいい子の手を握れるので喜んでいた。
 
 
 それから1週間くらいしてから、密田は学校に何本ものシャンプーを持ってきて、商売を始めた。今、みんなが使っている市販のシャンプーや毒だが、密田が持ってきたシャンプーは、いろんな花の搾り汁を主成分にした天然のものなんだそうだ。
 匂いはほんのちょっとしかなく、色は透明で、ラベルもいかにも手作りって感じのものだった。
  1. それっと良さそうだね
  2. それって霊感商法じゃ・・・
 「そう、そんな感じよね。霊感っていう言葉で思い出したわ。
 ものすごく霊感の強い子が引き起こしたとても怖い話があったの。そっちの話をするね」
 
 
 シナリオ:歪んだ被写体開始!
 
 
 以前、鳴神学園の写真部に向井という女子が所属していたが、撮る写真がすべて心霊写真になるので周囲から煙たがられていた。
 向井が3年生になり、最後のコンクールが近づいてきた。
 向井は、いつも恵まれない分、絶対にいい成績を残す、と思い、優勝を狙っていた。


 「ねぇ、坂上君。向井さんは無事にコンクールに参加できたと思う?」
  1. 当然参加できなかった
  2. 実は参加できた
 部長が、どうせ心霊写真を撮り、それをコンクールに出すと学外の人も見て、学校に迷惑がかかるだろうから、という理由で向井のコンクール参加を拒否したのだ。
 それを聞いた向井は、部室を飛び出した。
 
 
 「坂上君、あなたが同じ立場だったら、こんな時って、どんな気分かな?」
  1. 全てに絶望する
  2. 新しい楽しみを探す
  3. わからない
 コンクールの件があった日以来、向井の姿が見られなくなった。
 懸命な捜索がされたが、彼女は決して見つからず、行方不明になってしまった。
 向井が消えてしまった理由は、写真部ですぐに話題になった。心霊写真を撮ってしまう自分に耐えきれず、樹海あたりで自殺しに行ったんだって。


 向井が消えて間もない日、学園内の掲示板に1枚の写真が貼られた。職員の誰も貼った覚えのない写真が。
 そこには鳴神学園の校舎た写し出されていた。邪悪な雰囲気を醸し出す、黒い影の覆いかぶさった校舎が・・・


 「その写真は、近い将来、この鳴神学園に不吉なことが起こることを暗示するものなんだろうね。
 ひょっとしたら、この七不思議の集会が引き金になるんじゃないかな」
 
 
 福沢エンディング08:歪んだ被写体
 CGギャラリー:43/124 
 №65:学園を覆う黒い影
にほんブログ村 ゲームブログ 今日やったゲームへ
にほんブログ村

荒井エンディング№10:戦下の友情


 今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?


 4週目開始!
 1人目は新堂誠を選択→シナリオ:戦いのゴングがなって→新堂エンディング№19~24を見る


 2人目は荒井昭二を選択!


 2年B組の荒井昭二が「怖い話が好きなんですか?」と聞いてきた。
  1. 好き
  2. 人並程度
  3. 嫌い
 「さっきから震えているように見えたのは、怖い話が嫌いだったからなんですね。
 ところで、あなたはどうして鳴神学園を選んだのですか?」
  1. 自分の意思で
  2. 親の意思で→シナリオ:誕生日プレゼント
 「そうですか、でしたら、鳴神学園のどこに惹かれたのですか?」
  1. 設備のよさです
  2. 歴史があるからです1人目か2人目の時に出現
  3. 答えたくありません
  4. 美人が多いからです→呪いのヒトガタ
  5. 教師陣がすぐれているからです
  6. 友達を作りたかったからです(5人目か6人目の時に出現)→シナリオ:ゲーマーの条件
 「あたなもご存じのように、ここは大正時代に創立された、由緒ある学園です。いわば、この学園は歴史の生き証人なのです。
 これから僕は、それにちなんだ話をしましょう。
 ところで、あなたは戦争に話に抵抗はありませんか?」
  1. 大丈夫
  2. 実はちょっと・・・→シナリオ:呪いのヒトガタ

 シナリオ:戦下の友情


 「僕の手元にこんな資料があります。
 鳴神学園卒業生 三上康幸
 同 種田三郎
 1944年9月鳴神学園卒業。
 徴兵検査を経て、同年12月予備生徒として海軍に配属される。
 これは若くして運命を狂わされた少年たちの記録なのです」


 三上は当時東条内閣により発令されたばかりの『在学徴集延期臨時特例』により、半年卒業を早められて、海軍予備生徒となりました。
 三上は、同じ鳴神学園出身の種田とともに戦闘機の操縦士を目指し、毎日厳しい訓練に明け暮れていた。
 厳しい日常の中、唯一の心の安らぎである消灯前のひと時、三上は隣の種田に話しかけられた。
 「なあ、三上、知っているか?」
 「どうした、そんな深刻な顔をして、お前らしくもないぞ」
 「この訓練所だがな、実は特攻隊員を養成するためのものらしい」


 特攻隊。
 これは敗戦が濃くなった軍部が生み出した、狂気の産物ともいえる戦術だった。
 爆弾を搭載した航空機に乗り込み、敵の戦艦や空母に体当たりを仕掛ける、いわゆる人間爆弾だった。もちろん操縦者は生きてはいられない。まさに命を懸けた最終兵器だった。


 その夜、三上は体が震えてなかなか眠ることができなかった。
 種田の話は本当だった。
 ある日、朝礼に並んだ三上たちの前で上官は特攻隊員への志願者募集の知らせを告げた。
 三上や種田も、うつむいてじっと自分の足元を見つめいた。
 朝礼が終わり、解散の号令が出されても、皆の足取りは重かった。

  1. 怖いと思う→荒井エンディング№08:廊下の幽霊荒井エンディング№09:悔恨
  2. 逃げ出すと思う
    • →「逃げ出されば、どんなに良かったでしょうね。ですが、彼らは自分の命よりも大事なものを守るため、己が運命を受け入れたのです」
  3. わからない
    • →「わからない・・・そうやって、考えを放棄できたら、どんなに楽なことか。でも、彼らは自分の国が、仲間たちが苦しんでいるのを、見て見ぬ振りのできない性格だったのです」
 その夜、消灯前のひと時、三上は種田を人気のない廊下へと呼び出した。
 「実はな、俺、特攻隊へ志願しようかと思っているんだ」
 「え?お前、そう簡単に口にするなよ。特攻の意味がわかっているのか?」
 「俺だって、みすみす死ぬとわかって志願するのは辛い。だが、誰かがやらなければいけないことだ」
 「だからって、何でお前が!お前には、家族がいるじゃないか!」
 「その家族を守るためさ。大本営は勝利ばかりを伝えているが、本当のところはどうだろう。物資は切り詰められ、俺たち年端も行かぬ生徒まで前線に駆り出されるなんて、相当行き詰った証拠じゃないか?」
 「それは皆、口には出さぬが、薄々感じているんじゃないか」
 「そうだろう。沖縄の前線が取り崩されれば、いよいよ本土決戦。そうなれば、この国土が戦場になるんだ。俺たちを育んだ山河が蹂躙され、愛する家族が、敵の刃に晒されるのだぞ!
 なぁ、俺たち兵士はどうせ降伏したら命はないんだ。同じ死ぬのなら、確実に敵艦に一矢報いてやれる方法を選ぶのが、この命をここまで育ててくれた国は、家族の恩に報いるということじゃないのか」
 「馬鹿、三上・・・」
 「言うな種田。俺はもう決めたんだ。笑顔で見送ってくれ」
 種だは何も言うことができず、ただ涙をこらえて、グッと口をつぐんでいた。
 三上は、その肩を軽く叩くと、一足先に宿泊所へと戻って行った。


 翌日、朝礼で特攻隊に志願した者たち数名の名前が発表された。しかし、その中には三上の名前はなく、替わりに種田の名前が告げられた。
 朝礼の後、三上は種田に詰め寄った。
 「種田!あれはお前の仕業か!!
 なぜ俺ではなく、お前が志願したことになっているんだ!!」
 「・・・お前、一人っ子だったろう。
 お前が死んだら、誰が家の跡を継ぐんだ。親御さんの気持ちを考えたことがあるのか?
 その点、俺は3人兄弟の末っ子だ。幸い二人の兄も生きている。それに・・・」
 種田は、三上の胸ポケットをそっと指さした。
 「お前、思い人がいるのだろう?」
 「ど、どうしてそれを?」
 「お前、寝る前には胸の守り袋を必ず取り出して、中の写真を眺めていたじゃないか」
 「・・・」
 「可愛い人だな」
 「あれは、親に決められた許嫁だ。この戦争が終わったら、結婚することになっている」
 「なら、なおさらお前を特攻に生かせるわけにはいかない」
 「しかし!」
 「三上、早まることはない。まず俺が行く。そして、それでも、戦況が打開できないようなら、お前も来い。な?」
 さすがにその言葉には、三上も言い返すことができなかった。


 こうして三上の代わりに種田が特攻隊として、出撃することが決まった。
 当時でも、他に兄弟にいない者や結婚した間もない者は、状況を配慮して特攻から外される傾向にあったので、三上の志願届が受理される前に、種田が上官に掛け合って話をつけたのだろう。
 そして、出征前、種田のたっての願いが聞き届けられ、三上と共に特別休暇が与えられた。
 種田は三上を誘って、懐かしい鳴神の学び舎へとやってきた。
 「やあ、ここだ」
 「なんだ、種田、この大楠がどうかしたのか?」
 「この木は、鳴神学園ができる遥か前から、ここに生えているんだ。
 三上、知っているか?この木はな、約束の楠と言われているんだぜ。
 ちょっと語ってやろう。日清戦争の頃のことだ。
 近くの村から出征した男が、妻との別れを惜しみながら、この楠の幹に名前を彫り込んだ。
 すると、彼の所属していた部隊は全滅したのにもかかわらず、その男だけはただ一人、生きて帰って来たというのだ。以来、この付近の村の男たちは、戦地に向かう際には、必ず名前を彫っていくのだろうだ。
 ほら、見てみろ」
 幹に目を移すと、そこには種田の言う通り、ところどころに人の名前が彫り込まれていた。
 (特攻から生還できるものか。そんな気休めは止めろ)
 そんな、喉元まで出かかった言葉をグッと三上は飲み込み。笑顔で答えた。
 「いや、なんでもない」
  種田も、その笑顔の意味を理解した。
 「さあ、俺たちも名前を彫ろうじゃないか」
 「ああ」
 二人はナイフを取り出し、互いの名前を彫り込んだ。
 「これで、よし!」
 「そうだ、三上。これを持って行ってくれ」
 それは、古びたお守り袋だった。
 「母の形見のお守りだ。幼い頃に死んだ母親が、たった一つ俺に残してくれたものだ」
 「馬鹿、そんな大切なものが預かれるか!」
 「いいんだ。お前に持っていてほしい」
 そう言って、種田は、三上の手のひらに自分のお守り袋を押し込んだ。
 「これさえあれば、俺はまた、この場所まで迷うことなく帰って来られる。例え遠い異国で散ろうと、海の上であろうとな」
 そして、固く手を握り合い、二人は誓った。
 「いつの日か、この場所で。共に学んだ鳴神で再び会おう。約束だ」
 「・・・ああ」


 こうして、種田は帰る術のない戦場へと旅立っていった。
 そしてまもなく、誰も幸せにしなかった泥沼の戦争は終わりを迎えた。
 それから、長い年月が過ぎた。
 あの後、すぐに別の戦場へ配属された三上は、敵の流れ弾に当たって、視力を失うという不幸な出来事にはあったが、かろうじて生き延び、終戦を迎えることができた。
 そして、約束通り故郷の許嫁と結婚し、子供や孫に恵まれた幸せな人生を送った。
 そんなある日、彼は孫娘が押す車椅子に乗って、鳴神学園を訪れた。孫のゆかりは、その年、鳴神に入学したなかりだった。
 そして、三上は、あの日、種田と約束し合った楠の下へとやってきた。
 胸には種田から譲り受けたお守り袋を大事に持っていた。
 年老い、すっかり力が衰えてしまった三上は、木に縋るようにして懸命に立ち、その幹を指で探り始めた。
 「ゆかり、この幹のどこかに、おじいちゃんの名前が彫られてないかい?」
 ゆかりは、楠の幹を満遍なく見渡した。
 「あったわ。少し高いところだけど。
 ほら、手を伸ばせば届くわ。おじいちゃん、触ってみる?」
 ゆかりは、盲目の祖父の手に、自分の手を添えて、幹に刻みつけられた傷へと導いた。すると、見えないはずの三上の目に、鮮やかに二人の名前が浮かび上がった。
 「なんだよ、遅かったじゃないか」
 不意に懐かしい声が響き、三上は振り向いた。
 「この声は・・・」
 「ずっとここで、待ってたんだぜ」
 「種田、種田じゃないか!」
 「お前、すっかり爺さんになっちまいやがって」
 「あれから何年経ったと思っているんだ。お前は、変わらないな」
 「ああ」
 三上は、久しぶりに再会を果たした種田と抱擁を交わそうとしたが、その指が触れる前に、種田の体は楠の幹へと変わっていった。
 「種田。どこへ行った?種田ーーー!」
 「しっかりして、おじいちゃん!」
 ゆかりの声を掛けられて我に戻った時には、三上は楠の幹に取りすがりながら涙を流していた。


 「三上さんは、その後まもなくして、この世を去られたそうです、最後に満足した笑みを残し、旅立っていったといいます。きっと天国で種田さんと再会するのを、楽しみにしていたのでしょうね。
 件の楠ですが、今でもこの鳴神学園の敷地内にあるはずですよ。あなたも暇を見つけれて、訪れてみてはいかがでしょうか」

 荒井エンディング№10:戦下の友情
 CGギャラリー:42/124
にほんブログ村 ゲームブログ 今日やったゲームへ
にほんブログ村

ブログ内検索

プロフィール

HN:
勇者弐位
性別:
女性
職業:
大阪のオバチャン
趣味:
ゲーム
自己紹介:
 ゲーム大好きな大阪のオバチャンです。
 やりたいゲームは発売日に買ってるが、プレイする時間がまったく足りてないでの、クリアするのはいつになるのやら・・・

忍者カウンター

アクセスカウンター

カテゴリー

アーカイブ

P R

フリーエリア