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チラシの裏~勇者弐位のゲーム日記

 ゲーム大好きな大阪のオバチャンのほぼゲームのことしか書いてない日記。10年やってたブログがプログラム書き換えられて海外の怪しいサイトに飛ばされるようになったんで、2017年4月に引っ越ししてきました。10年分の過去記事が36MBもあるし、データが壊れてるのか一部送れないものもあり、まだまだインポートの途中(;^_^   過去記事分は引っ越しで持ってきたものなので、表示が一部おかしいかもm(__)m  

4日目 #1 部活への参加

 

ひぐらしのなく頃に奉 EG THE BEST - PS4
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 今日のひぐらしのなく頃に奉はどうかな?


 魅音「今日は会則に則り、部員の諸君に是非問いたい!彼、前原圭一くんを新たな部員として我らが部活動に加えたいのだが、いかがだろうか!」
 魅音の問いかけに、レナ、沙都子、梨花の3人は賛成を示した。
 魅音「全会一致!おめでとう、前原圭一くん。君に栄えある我が部への入部試験を許可する!」
 圭一「なんの部活だ?」
 魅音「我が部はだな、複雑化する社会に対応するため、活動ごとに提案されるさまざまな条件下、時には順境、あるいは逆境からいかにして!」
 梨花「つまり、みんなでゲームして遊ぶ部活なのです」
 ようするにこの部活は、魅音の趣味、ゲーム収集をフル活用したものなのだ。日ごとに魅音の所有する様々なゲームを遊ぶ。その日その日によって一番勝ったものに賞があったり、一番負けたものに罰ゲームがあったりといろいろとあるらしい。
 魅音「先に断っとくけど、一勝一敗に命がかかってるくらい本気でかかった方がいいよ。
 会則第一条!狙うのは1位のみ。遊びだからなんて言う、いい加減なプレイは許さない!」
 沙都子「会則第二条!そのためにはあらゆる努力することが義務付けられておりますのよ」
 圭一「よし、俺も本気でやってやるぜ!!」
 こうして圭一は入部試験・・・洗礼を受けることになった。


 魅音が教室のうしろにある生徒用ロッカーを漁っている。
 魅音「今日は誰にでもわかるゲームにしよう。スタンダードにトランプのジジ抜きはどう?」
 圭一「受けてやるぜ!」
 魅音「今回はビリに顔面らくがきの刑!どう?
 じゃあ、カード切って、みんなに配るね」


 ジジ抜きは、ババ抜きと違って、ババが入っていないかわりに、最初にカードが1枚抜かれている。つまり、抜かれたカードと対になるカードは最後に必ず1枚残ってしまうわけだ。どれがジョーカーにあたるカードがわからない。そんなスリリングなゲームなのだ。


 魅音が1枚カードを抜き、裏返しのまま車座の中央においた。みんなそのカードをじっと凝視する。
 圭一以外の部員は真剣で、手札と伏せたカードを見比べ、周りの人間の様子を窺っている。
 まるで伏せたカードが見えているような・・・
 圭一「このトランプ、結構傷物だろ。まさか、みんなにはその傷で、そこに伏せたカードがわかってる?」
 沙都子「会則第二条ですわ~。圭一さんも勝つために最善の努力をなさいませ~」
 これはもはやただのジジ抜きではなく、麻雀風に言うなら、ガン牌ジジ抜き!


 魅音「ポイントは減点制ね。着順がそのままマイナス点。トータルで一番少ない人が優勝!」
 梨花「では、圭一はビリなので5です」


 冷静に考えろ前原圭一。時間をかけてカードをよく観察しよう。
 いくつかのカードの傷はとても特徴的で、暗記は簡単だった。カードの端に特徴的な傷のあるカードは手はカードに重ね、見えないように工夫する。
 梨花「角が割れているのは確か5だったはずです」
 他のプレイヤーの貴重なヒント発現は聞き漏らさない。
 そして、圭一の順番になった。
 圭一「ほしいのは7なんだが、これかな?」
 沙都子「さぁてどうかしら?」
 沙都子の表情に陰りが浮かんだ。圭一はその一瞬の表情を見逃さない!
 圭一「見えた!これだ!!!」
 当たり!
 暗記ではない。カードを選ぶ時の相手の微妙な反応でも十分に参考になるのだ。
 魅音「この傷が確かダイヤの2だったよね・・・あれ?」
 魅音が自らの読み間違えに驚愕する。
 魅音「あんた、まさか!」
 彼女らは傷でカードを識別しているのだ。だから、付けたのだ。
 沙都子「ダイヤの2を偽装したと言うですの?まじな真似をするでございますわああああ」
 梨花「圭一、一矢報いましたです」
 レナ「やったね圭一くん!大善戦だよ!だよ!」
 だが、すでにトータル得点では優勝魅音、ビリは圭一が確定している。
 圭一「まぁビリは確定だけどさ、最後に魅音から一本取れたから大満足かな」
 魅音「この回、仮に圭ちゃんが1着になってもトータルビリが確定するんだけど、嫌でしょ?」
 圭一「当り前だ」
 魅音「一騎打ちしようよ。勝てたら圭ちゃん1位で私ビリの大逆転!乗るでしょ?」
 魅音は2枚に手札の片方を捨て、今までゲームに加えていなかったジョーカーを加えると、それを背中に回してよく切った。
 魅音「右手のカードと左手のカード。どっちがジョーカーか当てたら圭ちゃんの勝ち」
 圭一「今、後ろに回したときジョーカーを抜いた、ってことはないだろうな?」
 魅音「圭ちゃんが負けたら反対の手のカードも公開するよ」
 圭一「乗ってやる!」
 魅音がばっと両手に1枚ずつカードを持って圭一に突き出す。
 右のカードは特徴的な傷がなく、まったく正体がわからないが、左のカードはよく見ると傷があり、どこかで見たような気がしなくもない。
 沙都子「あのカードは・・・」
 左のカードの傷は、圭一が暗記するほんの何枚かのカードの特徴とは一致しない。だが沙都子の反応を見る限り、左のカードが何であれ、それはゲームに登場したカードだということだ。ということは絶対にジョーカーではないということ!
 魅音「ふぅん、圭ちゃんは右のカードを疑っている?右?」
 左のカードは絶対にジョーカーでない、と推理できるなら、右のカードがジョーカーだと断言できるはずだ。魅音に挑発されるまでもなく、右が一番あやしい。
 圭一は、あの左のカードの傷はクローバーの7であることを思い出した。
 レナ「きっとクローバーの7だね」
 ということは右のカードがジョーカーだ!
 右のカードにまさに触れんとした瞬間、圭一はぴたと手を止めた。
 魅音「圭ちゃんはどうして右がジョーカーじゃないって確信できるの?」
 圭一「右のカードが何かは俺にもわからないさ。だが左のカードがクローバーの7だってことだけはわかる。クローバーの7は、さっき俺が沙都子のスペードの7と合わせて捨てたカードなんだよ。つまり魅音は捨て札を1枚拾って左のカードに重ねている」
 レナ「わかった!左のカードをクローバーの7に見せかけているんだね?」
 圭一「ジョーカーは左手だあああああ!」
 魅音「初代部長として私も様々なプレイングを見てきたけど、圭ちゃん、あんたはベストだよ」
 魅音は観念して両手のカードをこぼした。
 クローバーの7に重ねてあったのは、ダイヤの2!裏の裏をかかれていたのだ!!!
 魅音「部長、園崎魅音の名において、前原圭一、あんたの我が部への入部を許可する!」
 圭一が膝をついた瞬間、部員たちは割れんばかりの拍手で称えてくれた。
 魅音「これにて決着!本日の優勝は私!園崎魅音。栄えあるビリは、前原圭一!
 さぁて、圭ちゃんに罰ゲームだねぇ。今日は部活の初日だし、ソフトに行こうかねぇ」
 魅音はポケットから極太の油性マジックを取り出した。




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勇者弐位
性別:
女性
職業:
大阪のオバチャン
趣味:
ゲーム
自己紹介:
 ゲーム大好きな大阪のオバチャンです。
 やりたいゲームは発売日に買ってるが、プレイする時間がまったく足りてないでの、クリアするのはいつになるのやら・・・

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