今日の神無迷路はどうかな?
最初は何の違和感もなかった。
どれくらいの時間が経っただろか。
奇妙な時の流れの中で、波立の意識は次第にぼやけていった。
赤と青の光点が広がりはじめ、流れるような影に融合した。不思議なことにそれはより具体的なものに変化した。
水だ。暗く深い海だ。
目を強く閉じ、開ける。
周りの景色は正常に戻ったが、すぐにまた幻覚が襲ってきた。
不気味な青い光が、まるで夢のようにゆっくりと舞う。
突如、光と影がピタリと止まった。
視線を向かいの部屋に向けると、赤い警報灯が点滅しているのを除いて、すべての光源が消えていた。
頭上から鈍い音がして、地面が激しく揺れた。
まずはこの椅子から離れる方法を考えなければ。
「聞こえてるんだろ!一体何が起こってるんだ!」
椅子に固定されていることなどお構いなしに、なんとか抜け出そうともがいたが、ただ痛みが増しただけですべては徒労に終わった。
波立は緊急停止ボタンを押した。
突如、画面が黒く切り替わり、『システムエラー、10秒後に再起動します』と赤い文字の英語が表示された。
10秒後画面は暗くなったが、二度と明るくなることはなかった。
暗闇の中、時間だけが過ぎていく。
意識が遠のいていく・・・
エンディング:
箱の中の猫
実績:
シュレディンガーの猫をゲット!
にほんブログ村PR