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チラシの裏~勇者弐位のゲーム日記

 ゲーム大好きな大阪のオバチャンのほぼゲームのことしか書いてない日記。10年やってたブログがプログラム書き換えられて海外の怪しいサイトに飛ばされるようになったんで、2017年4月に引っ越ししてきました。10年分の過去記事が36MBもあるし、データが壊れてるのか一部送れないものもあり、まだまだインポートの途中(;^_^   過去記事分は引っ越しで持ってきたものなので、表示が一部おかしいかもm(__)m  

津詰徹生:呪主捜索Part1 その2



 今日のパラノマサイト FILE23 本所七不思議はどうかな?


 彰吾の時と同じように、足を洗えが聞こえないように、オプションを開いて「ボイス音量」を0にして反映させてから、やりなおす。


 「ぼくは別にどっちが呪主でもよかった。ふたりともまとめて滓魂すればいいだけだから」
 「まて並垣」
 「この『足洗い屋敷』は特別に強い呪い!条件は極めて容易だ!この足の声から逃れる方法はない!」


 呪詛行使が出るが、無視する。


 「エリオ、そっちに全速力で逃げろ!」
 「遅い!この呪影の声を聞くがいい!」
 「呪影の声だと!」
 「?なに!呪影の効果が出ない!」
 「どうした?声なんかしねえが?エリオ、コイツを取り押さえろ!」


 呪詛珠『足洗い屋敷』をゲット。


 「くそっ、なぜだ!直接手は出してないぞ!」
 「ああ、呪詛珠さえ回収できればいい、離してやれ」
 「ぼくの蘇りの日秘術が!」
 「残念だが諦めろ。事情は知らねえが、そんなものは忘れて正しい方法で弔ってやるんだな、わかったらもう行け」
 「くそ!」


 「いやあ、ボス、危なかったですね」
 「なぜか知らんが、あいつの呪詛が聞かない状態になっていたような」
 「ボス、大丈夫ですか?呪詛珠をふたつ持ってて、また呪われたりします?」
 「うむ、実はこっちの呪いも来てる。『足洗い屋敷』の呪いの条件や恨みの記憶も見えた」
 「え、どういう内容なんですか?」
 「あとで確認しとけ。ひときわ呪いが強い。先に回収できて助かったかもしれん」


 本所七不思議:足洗い屋敷
 呪いの力:呪影の発する「足を洗え!」という声を聞いた者を踏みつぶし圧死させる。
 呪いの記憶:女は優れた陰陽師であったが、その才は己が美貌を磨き上げることに向けられていた。
 火花散る戦いの後、女は町を彷徨っていた。
 必要な物は手に入れたが、自慢の足が穢れ醜くはれ上がっている。
 「この足の穢れさえ」女は何事かを譫言のように繰り返し、終に息絶えた。


 「で、これからどこ行きましょうか」
 「夜のうちに七不思議のゆかりの地を回って、同じように呪主探しだな」
 「今みたのをまた繰り返すわけですか」
 「大切な人を蘇らせられるとあっちゃ、無茶もするか。どうもこの呪詛珠を持つと、恨みの念に染まって人を呪い殺すことに躊躇いがなくなるようだ」
 「え、ボスは大丈夫なんですか?」
 「俺は霊感はないが、こういう耐性だけはなぜか強いらしくてな。それだけは心霊対策室でも重宝されてたよ」
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勇者弐位
性別:
女性
職業:
大阪のオバチャン
趣味:
ゲーム
自己紹介:
 ゲーム大好きな大阪のオバチャンです。
 やりたいゲームは発売日に買ってるが、プレイする時間がまったく足りてないでの、クリアするのはいつになるのやら・・・

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