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今日の
かまいたちの夜×3はどうかな?
談話室には相変わらず真理と春子しかいないかった。
香山はソファに腰かけ、透はソファが混むだろうと思い、階段に座った。
「それで、どないやったんや?」
「美樹本さんが、誰かに襲われたんですよ!
それが誰も見ていないんです、美樹本さんだけしか」
「それで、怪我はひどいんか?」
「わかりません。今、小林さんやみどりさんが手当てをしてくれてるはずなんですけど」
「まさか、わしらを一人ずつ順番に殺していこう、っちゅう訳やないやろな」
- A:「そうかもしれませんね」
- →「滅多なこと言わないでください」と、真理が大声を出した。
- B:「なんでそんなことを」
「そやけどみんな殺しといたら、吹雪が止むのをこの中でのんびり待てるやないか。おまけに通報する奴もおらへんようになるんやから、逃げる方法かてゆっくり考えられるわな」
「そんなのひどすぎる!」と、真理が叫んだ。
透は、香山が言っていることが正しいように思えてきて、真理を落ち着かせるために、
「たとえそうだとしても、外に出ない限り大丈夫さ。なるべく一緒にいて、一人にならないようにしていれば」と言ったが、真理が反論してきた。
「そんなこと言ったって、電話は通じないし、外に出ないでどうやって助けを呼ぶの?」
「とにかく、朝まで持ちこたえれば大丈夫さ。あの寒さの中、朝まで生きていられるわけがない」
「だったら、なおさら死に物狂いで襲ってくるんじゃないの?」
そうこうしているうちに小林夫妻が2階から降りて来た。
「どうですか?あの人の具合は」
「一応、意識は戻った。でも、何も見てないそうなんだ。いきなりがつんとやられたらしくねて」
「それで、もう大丈夫なんですか?」
「めまいがするって言ってたから、脳震盪を起こしている可能性があるだろうが、しかし、それは医者じゃなきゃわからんことだしな」
「頭のどの辺を殴られてたの?」と、真理が質問してきた。
「右のこめかみのあたりだが」
「右のこめかみを後ろから殴られたわけね。ということは犯人は右利きね。
だって犯人を見てないんでしょ?だったら後ろからに決まってるじゃない」
後ろからだとすると、ますます俊夫が怪しくなってくる。
そんな話をしていると、俊夫がやってきたので、透は言った。
「前じゃなくても、横や上からかもしれないさ」
俊夫は何食わぬ顔でソファに座って、言った。
「オーナー、美樹本さんの具合は?」
「素人目には大したことなさそうだが、脳内出血でもしてたら、翌朝ポックリってことになりかねんから安心はできんよ」
「で、犯人の顔は?」
「見てないそうだ」
「そうか、でもこれから犯人はどんな行動に出るかわかったもんじゃない。みんなできるかけ一緒にいたほうが・・・
あれ?女の子たちは?みどりさんも見えないみたいだけど」
「篠崎君は先に降りて来たと思ったんだが?
女の子たちもトイレに行っただけにしては遅すぎるな」と、小林さんが言った。
「みどりさんは降りてきてないわよ」と、真理が言った。
「まさか死体のある部屋に行ったんじゃ・・・
何か気になることがあると言ってたんだ。見るようなもんじゃないないから、やめとけって止めたんだが」と、小林が言うと、俊夫は立ち上がって言った。
「呼んできますよ」
すると、真理が、「あたしが行くわ。彼女たち寝てるかもしれないし」と言って、さっさと2階に上がってしまう。
透が、真理の様子を見に行こうと立ち上がると、真理はさっさと降りて来た。
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