今日のアパシー学校であった怖い話1995特別編はどうかな?
4週目開始!
1人目は新堂誠を選択→シナリオ:戦いのゴングがなって→新堂エンディング№19~24を見る
2人目は荒井昭二を選択!
2年B組の荒井昭二が「怖い話が好きなんですか?」と聞いてきた。
- 好き
- 人並程度
- 嫌い
「さっきから震えているように見えたのは、怖い話が嫌いだったからなんですね。
ところで、あなたはどうして鳴神学園を選んだのですか?」
- 自分の意思で
- 親の意思で→シナリオ:誕生日プレゼント
「そうですか、でしたら、鳴神学園のどこに惹かれたのですか?」
- 設備のよさです
- 歴史があるからです(1人目か2人目の時に出現)
- 答えたくありません
- 美人が多いからです→呪いのヒトガタ
- 教師陣がすぐれているからです
- 友達を作りたかったからです(5人目か6人目の時に出現)→シナリオ:ゲーマーの条件
「あたなもご存じのように、ここは大正時代に創立された、由緒ある学園です。いわば、この学園は歴史の生き証人なのです。
これから僕は、それにちなんだ話をしましょう。
ところで、あなたは戦争に話に抵抗はありませんか?」
- 大丈夫
- 実はちょっと・・・→シナリオ:呪いのヒトガタ
シナリオ:
戦下の友情
「僕の手元にこんな資料があります。
鳴神学園卒業生 三上康幸
同 種田三郎
1944年9月鳴神学園卒業。
徴兵検査を経て、同年12月予備生徒として海軍に配属される。
これは若くして運命を狂わされた少年たちの記録なのです」
三上は当時東条内閣により発令されたばかりの『在学徴集延期臨時特例』により、半年卒業を早められて、海軍予備生徒となりました。
三上は、同じ鳴神学園出身の種田とともに戦闘機の操縦士を目指し、毎日厳しい訓練に明け暮れていた。
厳しい日常の中、唯一の心の安らぎである消灯前のひと時、三上は隣の種田に話しかけられた。
「なあ、三上、知っているか?」
「どうした、そんな深刻な顔をして、お前らしくもないぞ」
「この訓練所だがな、実は特攻隊員を養成するためのものらしい」
特攻隊。
これは敗戦が濃くなった軍部が生み出した、狂気の産物ともいえる戦術だった。
爆弾を搭載した航空機に乗り込み、敵の戦艦や空母に体当たりを仕掛ける、いわゆる人間爆弾だった。もちろん操縦者は生きてはいられない。まさに命を懸けた最終兵器だった。
その夜、三上は体が震えてなかなか眠ることができなかった。
種田の話は本当だった。
ある日、朝礼に並んだ三上たちの前で上官は特攻隊員への志願者募集の知らせを告げた。
三上や種田も、うつむいてじっと自分の足元を見つめいた。
朝礼が終わり、解散の号令が出されても、皆の足取りは重かった。
「坂上君。あなたが彼らと同じ立場だったら、どう思いますか?」
- 怖いと思う
- 逃げ出すと思う
- わからない
「ええ、そう感じるのは当然のことだと思います。ですが、彼らは怖いと思うことさえ許されなかったのです」
翌日の朝礼で、特攻隊に志願した者たち数名の名前が発表され、その中には種田の名前もあった。
彼は親友の三上に黙って、志願していたのだ。
朝礼が終わり、訓練への準備時間になるや否や、三上は種田に詰め寄った。
「おい、種田、あれはどういうことだ?」
「すまない。お前に相談せず、決めてしまって」
「ばかやろう!なぜそんな大事なことを一人で決めたんだ!」
三上は種田の胸に取りすがりながら声を殺して涙を流した。
「俺には、相談する価値もないっていうのかよ!」
「逆だ。お前に相談したら、きっと決心が鈍ってしまうから。だから・・・」
三上は、種田の瞳から涙が零れ落ちるのを見て、彼の真意を悟った。
ほどなくして、種田は戦場へと旅立った。
種田がたった一つしかない命を託すことになったのは練習機だった。
戦闘機に比べて馬力もない上、思い爆弾を抱えているのだから、速度を出すこともできない。
種田の乗った機体も、その使命を果たすことなく、敵艦の砲撃の餌食となった。
「目的を果たすこともできず、若い命を散らしてしまった種田さん。その無念はどれほどのものだったでしょうか。
ところで、ここ数年のことですが、旧校舎に出るようになったらしいですよ。全身から水を滴らせた、びしょ濡れの日本兵の幽霊がね。
僕はこの話を先輩から聞いた時、それが遠い戦地から自力でたどり着いた種田さんの魂に違いないと確信しました」
その先輩の話では、ある生徒が夏休みに旧校舎に忍び込み、友人数人と肝試しをしていた。
廊下を歩いていると、闇の中にぼうっと何か青白いものが浮き上がって見えた。
彼らの前に現れたのは、ボロボロになったカーキ色の軍服を身にまとい、崩れそうな体を日本刀で杖のように支えて、かろうじて立っている骸骨だった。
それはピシャリ、ピシャリと水音を響かせながら近づいきて、地の底から響いてくる声で語りかけてきた。
「ニホンハ、マケタノカ」
「旧校舎に現れた霊は、一体何者なのでしょう?」
- 悪霊→荒井エンディング№08:廊下の幽霊
- 種田の霊
「あなたもそう思いますか。彼の発したセリフから察すると、そう思うのは正しい判断だと思います」
「化け物!」
「逃げろ!」
彼らは一目散に逃げようとしました。
でも、その霊が本当に日本を守ろうと命を散らした兵士のものであるなら、これほど失礼なことはない。
その霊もそう感じたのだろう。自分が命を張って守った日本は、こんな愚かな人間がはびこる国になってしまったのかと、特攻を志願したことを、きっと心の底から後悔しただろう・・・
翌朝、旧校舎の前で、数人の生徒の溺死体が発見された。そんなところで、溺れ死んでいることも不思議だったが、さらに不可解なことには、その体からは潮の臭いがしたのだそうだ。
荒井エンディング№09:悔恨
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