今日の神無迷路はどうかな?
30分は下り続けただろうか。ようやく最深部の平らな地面に足をついた。
「ようやっと着いた!この先に駅があって、そのそばに休憩用の待合室が・・・え?」
言葉が終わる前に黒川が足を止めた。
目の前に駅などはなく、巨大な地下洞窟が広がっていた。あたり一面、土木建築作業用の建設機械でいっぱいだ。遠くから機械の轟音が聞こえ、ヘルメットをかぶった作業員がその近くで忙しそうに働いている。
洞窟の奥にはまるで鋼鉄の城を思わせるような高い建造物が建っていた。
「足元に注意して、離れずについてきてください」
若林が注意を促す。
「鉄道はどうした?清水トンネルは?」
黒川は困惑した様子だ。
「ワシは何度もここに来ちょる。ここはもともとこんなんやなかった」
「実験のためにわざわざ掘り出したのかしら?」
霜月が小声で言った。
突然、若林が叫んだ。
「待ってください。なぜ人数が合わないんですか?」
「途中で言おうと思ってたんですけど、蕗屋さんが途中でいなくなりました」と雪村が言った。
「どうして気づきた時に言ってくれなかったんですか」
「スタッフじゃないから」
雪村は性格が悪そうだ。
- A:蕗屋を探しに行く
- →「私が探してきます」
- 50段ほど戻ってみると、階段に座っている蕗屋を見つけた。
- 「少しめまいがして、ここで倒れそうになっちゃって・・・」
- 「この階段長いもんね。もう少しでつくから」
- 「階段のせいじゃないんだ。なんとなく嫌な予感がするんだよ。・・・知ってたら来なかったのに」
- しばらくすると蕗屋は立ち上がった。
- B:黙る
- →「斎藤君、様子を見に行ってもらえますか」と若林が言った。
- 「なんで俺が?」と斎藤がふてくされると、小酒井が「斎藤君、お願い」と言ったので、斎藤は「わかりましたよ」と答えて、階段を上っていった。
- 霜月は周囲を見回しながら、「掘削の痕跡が見られません。まるでカルスト地形みたいです。つまり、地下水の溶食作用によって形成された洞窟に見えるってことです」といった。
- 地下水が良の頭の中にに浮かぶと、突然ひどい頭痛が襲ってきて、不可解な幻覚も湧き上がって来た。
- 幻覚の中で波立は深く果てしない青に囲まれていた。津波のように押し寄せてきた恐怖に吐きそうになる。
斎藤と蕗屋が下りてきた。
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